SSTRってなんだろう
まずはSSTRの説明から。
SSTRとは、「Sunrise Sunset Touring Rally」の略で、冒険家 風間深志氏による日本最大規模のツーリングラリーイベント。ラリーの中でもアドベンチャーラリーと呼ばれる種類のものね。
ルールはこんな感じ。
基本ルールは、日の出とともに自身で定めた日本列島の東海岸からスタートし、日没までに日本海の千里浜にゴールするという単純明快なもの。
中略
優劣をつけるものではなく、それぞれのライダーが自身の旅のテーマに沿い、無事にゴールゲートを通過し、全国から集まったライダー同士で交流を深めることを主な目的とした自己完結型のラリーです。
ちなみにwebオートバイでは、福山理子さんが出場してるよ。
まあこれがめちゃくちゃ人気なイベントで、エントリーがすぐ埋まっちゃうのよね。
で、そんなSSTR。これまでなかなか参加出来なかったんだけど、ダートフリークのODAさんからこんな提案が。
ダートフリークのカブ勢でSSTRに参加するんですが、どうですか?
ハイハイ! いきまーす!
バイクをSSTR仕様にしてみよう
せっかく参加するので、カブをSSTR仕様にしちゃおう。参加条件で特に気になったのが車体の前方、左右側方にゼッケンシールを貼る必要があるという部分。
カブだったらどこにでも貼れちゃうんだけど、せっかくだからゼッケン貼るスペースのあるカブラタイプS仕様にしようかと。
で、完成したのがこんな感じ。
ハンドル周り
ハンドル周りにゼッケンベースつけたよ。頑張ったよ。ベース部分は、バイク仲間のご近所さんに作って貰いました。その節はありがとうございます。
ノーブランドのハンドルバッグも良い感じ。オススメだけど注文から到着までは結構かかる。
ナビまわりはSPコネクトとビーラインモトの最強コンビネーション。
普段はビーラインモトでラリー気分を満喫。ここぞというところでは、さっとバイクをとめてSPコネクトにスマホを装着って寸法。
これでロマンと実用性をアウフヘーベンだぜ。
これらを装着するのはまとまるバー。これめっちゃ良いんだけど、旧型スーパーカブ以外にもつけれないもんなんかな。
Fフェンダーを新調
リプロ品を買ったんだけど、なんかピカピカすぎる気がする。
荷物はデイツーリングシートバッグに
メインの収納はIGAYAのデイツーリングシートバッグ。今回はキャンプしないから、これで充分。
いざとなれば拡張できるし。
中に詰め込むのは、雨具と着替えと工具とロマン。
身の守りも大事だよ
守りはデイトナのSAS-TECH耐切創インナプロテクター。待望のブラックモデルだぜ。
耐切創がどれくらいすごいか試してみたので、また詳しく記事にするね。
開催が10月とはいえ、思ったより暑そうなので、インナーに最近話題のコレ。
立体構造のメッシュで、汗冷えを防ぐベースインナー。
夏は汗のべとつきを軽減、冬は汗冷えを防ぐことで防寒効果を高めるという、おいしい話しかないアイテム。ミレーとかファイントラックが有名なんだけど、これはTSデザインというとこの製品で、他より割安なのよ。
こいつをインナープロテクターの下に着ることで、快適にしようという腹づもり。
膝はこれ。RSタイチのステルスCEニーガード
さらに防御を高めたLv2というのも登場してるらしい。今買うならこっちかな。値段変わんないし。
お次はルート作り。
全体的にはこんな感じ。だいたい280kmくらい。
「太平洋側の海から千里浜に向かう」という都合上、愛知県出発はかなり敷居が低いっぽい。
単純に距離が近いからね。
ちゃんと日没までにゴールしないと完走扱いにならないらしいので、がんばるぞ。
ここにガソリンスタンドとチェックポイントになる道の駅なんかを考えつつルーティング。
今回は自分ひとりってわけじゃないので、経由する道の駅やガソリンスタンドまできっちり決めて向かったよ。
ここでポイント。経由地点をあらかじめナビアプリでお気に入り保存しておくと相当楽だぞ。
では出発
集合時間は日の出前の午前5時。余裕を持って午前3時起き。朝が早すぎてつらい。
途中で昼寝してしまわないか心配になるね。
集合場所には、
CT125ハンターカブ×2台
スーパーカブ110(JA44)×1台
クロスカブ110(JA45)×1台
プレスカブ(AA01)×1台
そして若林のスーパーカブ90(HA02)で、合計6台。
さくっと太陽出てきたので出発しますか。
ちなみに愛知から目的地の千里浜までの約280km。ハンターカブなら無給油でいける距離らしい。すっげーな。
やっと出発。次回は道中だぞ。
距離的には300kmもいかないくらいだし、ゆうて全員原付二種※だしそんな問題はないはず。パンクとか大きなトラブルあったら完走を諦めて、誰もいない深夜の千里浜を目指すだけだし。
※プレスカブはボアアップ済で黄色ナンバー
ただ、尻の痛みと眠気に耐えれるかどうか。正直それだけが心配。
レポート:若林浩志
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