まとめ:オートバイ編集部
第4位
ホンダ「CB125R」
フルサイズスポーツの醍醐味を存分に味わえる
流麗なフォルムのカフェスタイルが魅力的な、新世代CBシリーズの最小排気量モデルであるCB125Rは、昨年と同様に125クラス4位の座をキープした。
兄貴分であるCB250Rと、スタイリングと車体、LEDヘッドライトや液晶メーターなどの装備に関して多くの部分を共用。2021年4月、モデルチェンジを受け、これまでシングルカムだった水冷シングルエンジンを、DOHC4バルブの新型に変更してパワーアップ。
250譲りのスリムで軽量なボディ、CB1000RやCB650Rなどにも採用されたSFF-BPを採用したしっかりとした足回り、さらにIMUで制御される高精度なABSなどでクラスを超えた走りも味わえ、本格的なライトウェイトスポーツとして強い存在感を見せている。
主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2040×820×1055mm |
ホイールベース | 1345mm |
最低地上高 | 140mm |
シート高 | 815mm |
車両重量 | 130kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 124cc |
ボア×ストローク | 57.3×48.4mm |
圧縮比 | 11.3 |
最高出力 | 11kW(15PS)/10000rpm |
最大トルク | 12N・m(1.2kgf・m)/8000rpm |
燃料タンク容量 | 10L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24° 12′ |
トレール量 | 90mm |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70R17・150/60R17 |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 47万3000円(消費税10%込) |
第3位
ホンダ「グロム」
急浮上のきっかけは新エンジンと5速の採用!
前後12インチホイールを履いた個性的でコンパクトなスタイルと、トルクフルな125cc空冷シングルによる軽快な走りが魅力の新世代4ミニ・グロム。街乗りでも人気だったが、当初からミニバイクレースにも多用され、スポーティなイメージも強かった。
昨年の125クラスでは7位だったグロムは、今年は3位へと大きく浮上。その最大の理由は、もちろん今年の春に受けたフルモデルチェンジにある。
今回のモデルチェンジでは、スタイリングを一新するのと同時に、エンジンも新型に変更。パワー特性がよりスポーティになり、さらに4速だったミッションも5速になって、これまで以上に積極的に走りを楽しめるように大きく進歩しているのだ。
主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 1760×720×1015mm |
ホイールベース | 1200mm |
最低地上高 | 180mm |
シート高 | 761mm |
車両重量 | 102kg |
エンジン形式 | 空冷4ストOHC単気筒 |
総排気量 | 123cc |
ボア×ストローク | 50.0×63.1mm |
圧縮比 | 10.0 |
最高出力 | 7.4kW(10PS)/7250rpm |
最大トルク | 11N・m(1.1kgf・m)/5500rpm |
燃料タンク容量 | 6.0L |
変速機形式 | 5速リターン |
キャスター角 | 25°00′ |
トレール量 | 81mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70-12・130/70-12 |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 38万5000円(消費税10%込) |