まとめ:オートバイ編集部
諸元の並び順
●エンジン形式 ●総排気量 ●最高出力 ●最大トルク ●車両重量 ●シート高 ●燃料タンク容量 ●タイヤサイズ前・後
第10位
ホンダ「ダンク」
精悍なコンパクトスクーター
ダンクはプレーンでボクシーなデザインのコンパクトボディが特徴の、スタイリッシュで実用的な50ccスクーター。装備や仕上げを上質にした、プレミアム感の高い機種で、エンジンは扱いやすく省燃費が特徴の水冷eSPユニットを採用。当ランキングでは昨年8位だったが、今年も10位にランクインしてベスト10を守った。
第9位
ホンダ「ジョルノ」
自由な発想と快活な走りが魅力
丸みを帯びた親しみやすい個性的なスタイルに、扱いやすく環境性能に優れた水冷eSPエンジンを搭載。グローブボックス内のアクセサリーソケットなど使い勝手にも配慮、若いライダーを中心に人気の50ccスクーターがジョルノ。当ランキングでの順位は昨年の7位から9位にダウン。
第8位
ホンダ「ジャイロ キャノピー」
デリバリーの現場で大活躍
1982年デビューという長い歴史を持つ、3輪ビジネススクーター・ジャイロシリーズの中でも、優れた耐候性をもたらす屋根と大型スクリーンを装着して、配送はもちろん、巡回・連絡など、さまざまな業務で活用されている使い勝手の良いモデルがキャノピー。当ランキングで昨年9位だったが、今年は1ランク上の8位に浮上した。
第7位
ホンダ「スーパーカブ50 プロ」
毎日頑張る「働くカブ」
スタンダードのスーパーカブ50をベースに、フロントバスケットや大型リアキャリアの装着、前後14インチホイール化などによって、新聞配達などの配送業務向けに特化させた業務用モデル。当ランキングでは、昨年10位になったのも驚きだったが、今年はそこから3ランクアップして7位にまで順位を上げた。
第6位
スズキ「アドレス V50」
コンパクトな車体に省燃費エンジンを搭載
アドレスシリーズの50ccモデル。50ccスクーターに求められる実用性を十分満たし、軽快なイメージも備えるコンパクトなボディへ、優れた燃焼効率を実現して優れた燃費性能と軽快な走りを両立するSEPエンジンを搭載している。一昨年は惜しくも50クラスのベスト10圏外だったが、昨年は5位に浮上し、今年も6位になった。
第5位
ヤマハ「Eビーノ」
TV番組で一躍人気となった電動バイク
原付一種相当の電動スクーターとして2015年にデビューしたEビーノ。100V電源で充電できる脱着式リチウムイオンバッテリーを備え、公称航続距離は29km。人気TV番組で使用されたことでデビューから6年経っても根強く人気を集めている。2021年モデルで、初めてカラー変更が行われた。当ランキングでは昨年3位、今年は5位に。
第4位
ヤマハ「ジョグ」
ヤマハ原付スクーターの代名詞
近代的な50ccスクーターのスタイルを決定づけたともいえる、日本バイク史の中でもエポックメイキングなモデル。2018年以降はホンダとの業務提携で、ビーノと同様にホンダのタクトがベースとなったが、ジョグらしい伝統を受け継ぐスポーティなスタイルを採用。ヤマハらしさはしっかりと継承されている。2021年3月には新色も発売された。
第3位
ヤマハ「ビーノ」
愛らしいデザインは健在
50ccスクーターの中でも長く人気を保っているのが、女性を主なターゲットにしているビーノ。今年もクラス3位と人気は安定している。丸みを帯びたクラシカルなボディ、丸型ヘッドライトなどの愛らしいデザインが魅力だ。現行型はホンダとの提携によってジョルノベースとなったが、それでもビーノらしさは失われていない。2021年3月に新色が登場、カラーは6色の設定となっている。