ヤマハグループが「危機管理産業展（RISCON TOKYO）2021」に出展
日本最大級の防災見本市「危機管理産業展（RISCON TOKYO）2021」が10月20日（水）から22日（金）まで、東京ビッグサイト青海展示棟で開催されます。
ヤマハ発動機株式会社と、ヤマハモーターパワープロダクツ株式会社、ヤマハモーターエンジニアリング株式会社は、ここに共同出展することを発表しました。
ヤマハグループの出展テーマは、「PLAY SURVIVE 遊んで 備える」。防災ツールの日常ユースを広げることで、「平時に楽しみ、有事に役立つ」自主・コミュニティ防災の新たなスタイルを提案する、としています。
防災に役立つ水上バイクや洪水救難艇、発電機、投光器などと合わせ、ヤマハはバイクも2モデル出展予定。
▲洪水救難艇 「RS-13」 （コンセプトモデル）
▲救難仕様水上バイク 「MJ-FX HO」 （コンセプトモデル）
▲発電機 「EF1800iS / EF900iSGB2」 （コンセプトモデル）
▲LED可搬式投光器 「X-BUSTER LED」 （消防向けモデル）
出展されるバイクのうち一台は「テネレ700」。オフロードの走行性能が高いアドベンチャーモデルは、たしかにそのまま災害時に大きな助けとなってくれそうですね。こちらは市販車をベースに、特別なグラフィックが施されたモデルが登場予定です。
▲テネレ700
そしてバイクファンにとっての注目は、トリシティ125/155のカスタムモデル「ラフロード トリシティ コンセプト」。
▲悪路対応防災コミューター 「ラフロード トリシティ コンセプト」 （コンセプトモデル）
前二輪の三輪スクーターであるトリシティは、安定感抜群。ノーマル状態でも走破性が高いのが特徴。このコンセプト車では、ブロックタイヤをはじめ、ヘッドライトガードやナックルガード、防災バッグ類、さらに拡声器まで備わっています。
▲ノーマル状態のトリシティ155（撮影：西野鉄兵）
私もトリシティ155でキャンプツーリングを行なったことがあります。「アドベンチャー風なカスタムを施したら、ワイルドでよりかっこよくなるかも」なんて思っていました。「ラフロード トリシティ コンセプト」は災害現場で活躍することを想定した本格装備が満載。実車を間近で見てみたいものです。
「危機管理産業展（RISCON TOKYO）2021」の入場は、同イベントの公式サイトで事前来場登録を行なう必要がありますが、料金は無料。災害時の対策はもちろん、普段の生活やアウトドアを楽しむうえで役立つ発見もあることでしょう。ヤマハブースのチェックと合わせて周ってみてはいかがですか？
まとめ：西野鉄兵
