ヤマハ「フォース2.0」の特徴
コンパクトなボディに155ccエンジンを搭載して実現した軽快な走りと、アグレッシブさ溢れるスポーティなルックス、そして優れた実用性を兼ね備えるスクーターとして人気を集めてきた「フォース」がフルモデルチェンジし、誕生した後継モデルが「フォース2.0」。
コンパクト化と11kgもの軽量化でより軽快に!
コンパクトボディにパワフルなエンジンを組み合わた、使い勝手の良い快速スクーター、という基本的なコンセプトは従来の「フォース」から受け継がれている。しかし、今回のフルモデルチェンジで誕生した「フォース2.0」では、その特徴を活かすためにさらに大きな進化を遂げている。
スタイリングは一新された。鋭い表情のフロントマスクなどにヤマハ製の最新スクーターモデルに共通のキャラクターを感じさせる。まるで内部構造をむき出しにしたようにも見える側面の独特なアクセントにも目を惹かれる。
さらに短く切り詰められたテール後端に埋め込まれた印象的なLEDテールランプなどでも、先鋭的なイメージを表現している。
前後13インチというホイールサイズは変わっていないが、ボディサイズそのものはやや小さくなり、新しい軽量フレームの採用などで「フォース」から11kgもの軽量化を達成。
加えて搭載されている155cc水冷単気筒エンジンは、「フォース」では日本でも販売されている「マジェスティS」と同系列のものだったが、「フォース2.0」ではVVA機構やスマートモータージェネレーターを採用し、効率の向上とパワーアップを果たした新型「NMAX155」と同型のブルーコアエンジンへと変更。その結果、俊敏で力強い走りにさらに磨きがかかった。またABSやトラクションコントロールも採用し、幅広いシチュエーションでの安全性もアップ。
「フォース2.0」はルックスや走りだけでなく、実用性の面でも改良が進んだ。ボディ自体はコンパクトになったが、スペース効率の追求によってシート下の収納スペースは23.2Lの容量を確保、XLサイズのフルフェイスヘルメットが入るように造られている。また「フォース」からはフラットフロア構造が引き継がれていて、乗り降りのしやすさなど、抜群の使い勝手の良さを実現。
新しい液晶メーターもサイズこそコンパクト化に合わせて最小限に抑えられているが、多彩な情報・機能を分かりやすく表示することができる機能的なデザインだ。
ポジション設定はアップライトでワイドなバーハンドルなど、開放的でリラックスできる設定で街乗りには最適。単に快適なだけでなく、ライダーがコンパクトなボディの軽快感を感じられるようなレイアウト。
シートも高密度フォームやスェード調の表皮を使用し、乗り心地と安定感を重視した新デザイン。ライダーだけでなくタンデムの快適さも向上させている。シート高は815mm。
ヤマハ「フォース2.0」のカラーバリエーション
「フォース2.0」のボディカラーには、ブラック(現地表記:夜鈦黑(消光))、グレー(隕鐵灰(消光))、ホワイト(冷冽白)、グリーン(沙暴綠(消光))の4色が用意されている。
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ヤマハ「フォース2.0」の主なスペック
全長×全幅×全高 | 1895×760×1120mm |
ホイールベース | 1340mm |
シート高 | 815mm |
車両重量 | 130kg |
エンジン形式 | 水冷4ストOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 155cc |
燃料タンク容量 | 6.1L |
変速機形式 | CVT無段階変速 |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70-13・130/70-13 |
ブレーキ形式(前・後) | φ267mmディスク・φ230mmディスク |