ドゥカティ「スクランブラー・アーバン・モタード」の特徴
803ccのスクランブラーシリーズに新たな仲間が加わった!
この「スクランブラー・アーバン・モタード」は、「スクランブラー」のベーシックモデルである800シリーズをベースに、ストリートでの走る喜びを追求して開発された。スタイリングは、フロントのアップフェンダー、フラットシート、サイドゼッケンプレートといったディテールを加えることによって、レトロなイメージの「スクランブラー」に、現代的なモタードらしさを融合させている。
さらに「都市の雑踏を俊敏に駆け抜ける」というコンセプトにふさわしい、ストリート・アートやグラフィティといったカルチャーからインスピレーションを受けた、スター・ホワイト・シルクとドゥカティGP '19レッドカラーを組み合わせてデザインされた斬新なグラフィックが目につく。
スチール製のトレリスフレーム、倒立フロントフォークなどのKYB製サスペンション、最高出力73PSで扱いやすくもパワフルな803cc空冷Lツインなどは、800シリーズの「スクランブラー・ナイトシフト」に準じたもの。
しかし前後スポークホイールはシリーズで初めて前後17インチとされ、タイヤもハイグリップなピレリ製のディアブロ・ロッソ3を標準装着。ディメンションも変更されるなど、街中からワインディングまで、軽快かつスポーティな走りを味わえるように仕立てられている。
この「スクランブラー・アーバン・モタード」、日本上陸の予定は2022年の第二四半期とされているので、発売されるのは来年の春以降のようだ。気になる税込価格は142万9000円と発表されている。
ドゥカティ「スクランブラー・アーバン・モタード」の主なスペック
全長×全幅×全高 | NA |
ホイールベース | 1436mm |
シート高 | 805mm |
車両重量 | 196kg |
エンジン形式 | 空冷4ストSOHC2バルブL型2気筒 |
総排気量 | 803cc |
ボア×ストローク | 88×66mm |
圧縮比 | 11.0 |
最高出力 | 73PS/8250rpm |
最大トルク | 66.2Nm/5750rpm |
燃料タンク容量 | 13.5L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24° |
トレール | 94mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17・180/55ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ330mmディスク・Φ245mmディスク |