初代カラーの「ロスホワイト」が限定モデルで電撃復活?
2020年にデビューした史上最強のファイアーブレード・CBR1000RR-Rの2022年型について最新情報をキャッチした。218PSという歴代最高のパワーを得て「R」を一文字追加した最新鋭モデルだけに次の一手が注目されていたが、そんなRR-Rに、意外にもファイアーブレード30周年を記念した特別仕様車が登場することになりそうなのだ。
2022年は、1992年に初代CBR900RRがデビューしてからちょうど30年。RR-Rに改名されはしたが、ファイアーブレードシリーズの歴史と一貫性をアピールするには最適なタイミングだ。30年前にCBR900RRがビッグバイクにスーパースポーツというカテゴリーを切り開いて以来、排気量や車名を変化させながら進化し続けてきた歴史の節目を祝うモデルになりそうだ。
また、RR-Rは、2022年型で車両本体にもマイナーチェンジが実施される可能性もありそうだ。レースでの活躍を運命づけられたモデルだけに、アップデートは必須。内容は不明だが、更なるパフォーマンスアップにも期待したい。
英国では「復刻カラー」が存在
CBR900RR、1000RRと進化してしてきたファイアーブレードにはいわゆる「復刻カラー」がなかったが、英国で2014年に1994年型のカラーを再現した「アーバインタイガー」が限定で発売された。もし30周年カラーが実現すれば、ほぼ9年ぶりの復刻カラー登場ということになる。
登場は2022年? 国内仕様もある?
初代CBR900RRのカラーを身に纏うという情報をもとに予想してみたのがこのCG。1992年に登場した初代ファイアーブレード、当時の欧州仕様はホワイトとブラックの2色が用意されていたが、今回復刻されるカラーはこちらの「ロスホワイト」のようだ。三色の派手なカラーリングはいかにも1990年代のセンス。筆で描いたようなグラフィックも独特だ。
出典:月刊オートバイ11月号