文:中村浩史/写真:森 浩輔
キジマ「レブル1100 トランスコンチネンタル スタイル」の特徴
レブルの本領を発揮させる旅に出たくなるカスタムパーツ
クルーザースタイルの大人気モデル、ホンダ・レブルシリーズ。キジマではまず、レブル250発売後に「トランスコンチネンタルスタイル」を提唱。ゆったりしたポジション、力強いエンジンでどんどん旅に出よう、というパーツ群で、これが大ヒット。
あのスタイルを新生1100にも!というユーザーの声が大きく、レブル1100でも再現したというわけ。
いちばん目を引くのはフェアリングキット。カウルデザインならビキニカウルからハーフカウルまでいろんなフォルムがあるけれど、キジマが選んだのはご覧のスタイル。ハーレー用パーツもリリースするキジマならではのカウル形状といえるだろう。
「でも、地味に人気があるのがハンドルで、ノーマルより手前に高くなる設定にしてあります。このハンドルの問い合わせが多く、1100にも再現しました」とは広報の西澤さん。
加えて今回は、このハンドル形状に合わせたカスタムシートも開発し、ハンドル&シートをセットで使用すると、よりロングランを快適に走れるポジションとなるのだという。
旅に出るのに重要な荷物の積載性では、まずノーマルや純正アクセサリーといえるほど自然な形状のリアキャリアを製作。パニアケースより似合うサドルバッグを使用するためのバッグサポートと併用できる設計とし、より自然なスタイリングとしている。
注目したいのは、このカスタムパーツ群の価格設定で、写真のフルスタイルまでゆうに20万円オーバーなのに対し、こつこつ必要なパーツを買い足していけば、1回の出費を低く抑えられる、という狙いがある。
カウル、サイドバッグやキャリアがあるだけで旅に出たくなる。これでレブル1100の本領を味わえる!