まとめ:オートバイ編集部/写真:南 孝幸
関西ライダーを中心に人気上昇中の「ぱわあくらふと」
人気の「ぱわあくらふと」仕様、その違いをチェックしていこう!
現在、超品薄状態が続いているグロムのレースベース車は、日本全国のHRCサービスショップで購入可能ですが、公道用の市販車とは異なり、購入する店舗によってサイレンサーやステップなどを中心とした装着パーツが異なっています。
そのため、購入する側としては「どこで購入するか?」も重要な要素になってくるんです。そんな中でも、西日本を中心に高い人気を誇っているのが、今回紹介する「ぱわあくらふと」仕様です。
さっそくミニモト4耐で実際に走行したモデルの詳細を見ていきましょう。
オプションパーツ装着でさらに走行性能がアップ
レースに参戦した「ぱわあくらふと」仕様のグロムは、同社の販売するベーシックなモデルに、オプションパーツなどを追加したもの。外装に関しては塗装など変更が加えられているものの、エンジンを始めとする各部の組み直しなどは行われておらず、パーツをポン付けしただけの車両とも言える。
ライダーの力量が大きかったのはもちろんですが、ハイレベルな鈴鹿ミニモト4耐は、それだけで上位進出するのは困難。マフラー&マップを中心に、ポテンシャルの高さにも期待できそうです。
ぱわあくらふと「HRC GROM」各部をチェック
アンベール製のマフラーは「高速型サイレンサー」(税込3万8500円)と「中速型サイレンサー」(税込4万700円)をラインアップ。両方欲しい方へのお得なセット販売もあり。
ノーマルサス用の交換スプリングセットを装着。付属のカラーでイニシャルを変えることができるのが特徴で、各コースで実績を積み重ねている。
スリムな形状のフェイスマスクは、ぱわあくらふとのオリジナル仕様。テールカウルやアンダーカウルも同社のオリジナル品となっている。
前傾が強めのT-TECH製ハンドルによって、よりレーシーな走りを実現。ハンドルまわりのバーエンドや、レバーガードはBabyFace製。
BabyFaceの「レースステップキット ハイシートバージョン」は、ポジション可変タイプなのでシートや体型に合わせてセッティングできるのが魅力。
ぱわあくらふと「HRC GROM」装着パーツの詳細
激しいバトルが繰り返された今年の「ミニモト4耐」だが、無事に無転倒で完走した「HRCゲストチーム with ぱわあくらふと」。主な装着パーツのメーカーは下の表をご覧ください。グロムオーナーの皆さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
パーツ名 | メーカー | 税込価格 |
ハンドル | T-TECH | 6000円 |
ブレーキホース | ACTIVE | 5500円 |
ハンドルバーエンド | Baby Face | 4800円 |
ブレーキレバーガード | Baby Face | 9500円 |
ハンドルストッパー | Baby Face | 9800円 |
ブレーキマスターガード | Baby Face | 8000円 |
バックステップ | Baby Face | 5万円 |
アクスルカップ | Baby Face | 3900円 |
リアスタンドフック | Baby Face | 1万2500円 |
マフラー | アンレーベル | 3万5000円 |
フロントスプロケット | キタコ | 1485円 |
チェーン | RK | 5520円 |
リアサス バネ | Kicks | 2万円 |
リアスタンド | ETHOS | 7700円 |
フロントフォークオイル | ヒロコ― | 3000円 |
エンジンオイル | ヒロコ― | 3300円 |
ぱわあくらふと
大阪府大東市御供田3丁目17-37 TEL:072−872−2141
まとめ:オートバイ編集部/写真:南 孝幸