まとめ:オートバイ編集部
1990年代
スタンダードとビジネスには燃料計が追加され、全車に鍛造ブレーキペダルを採用しエンブレム、グラフィックは変更された。サイドカバーはホワイトとなった。
エンブレムの色合いが変更された1993年モデル。スペック上、燃費が悪くなったとされているが、写真のカスタムでリッター160km、スタンダード、デラックスでリッター135kmを誇る。
全グレードのシート底板の材質をスチールから樹脂製とすることで防錆化するとともに、センタースタンドの形状を変更して、スタンド掛けが容易になった。スタンダードは車体色の変更も。
パンクの防止に優れた効果を発揮する「TUFFUPチューブ」を全グレードで標準装備。この年の10月には、発売以来の生産累計台数が2500万台以上となった。
マイナーチェンジとなったこの年、全タイプにマフラーガードを新採用し、スタンダードのみカラーチェンジとなった。
スーパーカブ50は全部で4タイプ、プレスカブは2タイプと、50ccモデルだけで6タイプ。C70はこの年のモデルが最後となった。
キャブレターセッティングの変更とブローバイガス還元装置を採用することで排出ガス規制に適合させたモデル。スタンダードの他に、デラックス、カスタムがラインアップする。
1997年に登場した14インチ仕様のリトルカブ
前後ホイールを17インチから14インチへと小径化し、シート高は30mmダウンのバリエーションモデルがリトルカブ。
初登場は1997年だ。写真のリトルカブはホンダの2輪車総生産累計1億台達成記念車として保管されたもの。記念モデルなどは発売されなかった。