カブの歴史の始まりといえば1958年に誕生した50cc・4ストロークエンジンを搭載したモデル、C100。ここでは祖となるモデルから60年以上に渡り脈々と受け継がれるスーパーカブ50の歴史を概括して振り返る。
まとめ:オートバイ編集部

2000年代

画像: Honda スーパーカブ50 スタンダード 2001年

Honda スーパーカブ50 スタンダード
2001年

1997年から発売され人気となっていた14インチ採用のリトルカブに採用している同系統の2タイプ、プラズマイエロー、ブーンシルバーメタリックが新色として追加となった。


画像: Honda スーパーカブ50 ストリート仕様 2002年

Honda スーパーカブ50 ストリート仕様
2002年

最後のキャブレター仕様となったのが2002年から販売されていたモデル。前年に追加されたカラーはストリート仕様としてラインアップ。

トップカバーエンブレム、ボディーステッカーを一新、盗難抑止システムとして別売の「アラームキット」(ホンダアクセス製)が装着できるプレワイヤリングを新たに装備している。

画像2: Honda スーパーカブ50 スタンダード 2002年

Honda スーパーカブ50 スタンダード
2002年


画像: Honda スーパーカブ50 スタンダード 2007年

Honda スーパーカブ50 スタンダード
2007年

2002年モデルからカラーチェンジすらない状態が続いていたが、2007年モデルで大幅な変更がされた。電子制御燃料噴射システム、PGM-FIの採用だ。

バリエーションは大型のリアキャリアを装備したスタンダードと、フロントにもキャリアを装備したデラックス、始動に便利なセルフ式(キック式併用)を採用したカスタムの3タイプとなった。

画像: Honda スーパーカブ50 デラックス 2007年

Honda スーパーカブ50 デラックス
2007年

画像: Honda スーパーカブ50 カスタム 2007年

Honda スーパーカブ50 カスタム
2007年

プレスカブはスタンダードとグリップヒーターを装備したデラックスの2タイプ。

Honda プレスカブ50 スタンダード
2007年

Honda プレスカブ50 デラックス
2007年


画像: Honda スーパーカブ50 50周年スペシャル 2008年

Honda スーパーカブ50 50周年スペシャル
2008年

誕生50周年を記念して発売された限定モデル!

ついに生誕50周年を迎えたスーパーカブ。記念モデルとして、特別なカラーリングを施した、スーパーカブ50・50周年スペシャルとリトルカブ・50周年スペシャルが受注期間限定モデルとして登場した。

スーパーカブ50・50周年スペシャルは、ボディカラーに専用色の漆黒のグラファイトブラック、リトルカブ・50周年スペシャルは、ボディカラーに鮮やかな色調の専用色パールコーラルリーフブルーを採用。

画像: Honda リトルカブ 50周年スペシャル 2008年

Honda リトルカブ 50周年スペシャル
2008年

人気の110は2009年に誕生

現在も人気の高いスーパーカブ110は、スーパーカブ90からの進化版。2009年にインジェクション化して新設計のパイプバックボーンフレームを採用。フロントまわりもボトムリンク式からテレスコピックフォークとなった。

ハンドルロックがメインキーと一体式となり、ウインカースイッチは水平タイプを採用して左側に配置された。

画像2: ホンダ「スーパーカブ50」の歴史を振り返る|1958年の初代C100から2020年までに登場した主だったモデルを一挙紹介!

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