まとめ:オートバイ編集部
2010年代
「ニューベーシックカブ」を開発コンセプトにフルモデルチェンジとなったスーパーカブ50。伝統的でオリジナリティーのあるスタイリングをベースに、シンプル、フレンドリー、質実を表現した“丸みのある四角”をテーマとしたスタイリングになった。
しかし、その丸四角いスタイリングと、生産を全て中国に移管したことに否定的な意見も集めることとなってしまった。
フルモデルチェンジしたスーパーカブ50をベースに、新聞配達や宅配用途で求められる、取り回しの良い車体サイズや優れた積載性を備えたビジネスモデルとして開発。
小径14インチタイヤ、フレームマウントの大型フロントバスケットと、大型リアキャリアが大きな特徴。
2012年のフルモデルチェンジから5年後、生産拠点を中国から日本の熊本製作所に移管して、フルモデルチェンジ前の長年愛されてきた滑らかな曲面で構成された外観デザインに一新。
ボディ両サイドには取り外し可能なサイドカバーの他、丸型LEDヘッドライトも採用された。
モチーフは米国で話題を呼んだ広告に描かれたイメージイラスト
スーパーカブ50・60周年アニバーサリーは、1963年に米国で展開され話題を呼んだ「ナイセスト・ピープル・キャンペーン」広告に描かれたイメージイラストをモチーフにしたマグナレッドで登場。
ツートーン仕様のシートやブラック塗装のリアキャリアの他、スーパーカブ誕生60周年の記念エンブレムをサイドカバーとキーにそれぞれ採用している。
2019年7月に公開された、新海誠監督の大ヒットアニメーション映画『天気の子』の劇中に登場するスーパーカブのカラーリングを再現した「スーパーカブ50・『天気の子』ver.」が受注期間限定で販売。
HondaGO BIKE RENTALでレンタル専用車両として用意したところ話題となり、販売されることとなった。
まとめ:オートバイ編集部