文:中村浩史/写真:松川 忍
ホンダ「CRF250L」各部装備・ディテール解説

フルモデルチェンジの現行モデルは、オンオフモデルのうちの「オフ性能」を伸ばした。エンジン、ミッションをモディファイしてアシスト&スリッパークラッチを採用。さらにフレームを新設計して約4kgの軽量化を達成。パッと乗るだけでハッキリわかる変更だ。

カムプロフィールを一新、エアクリーナーやマフラーも新設計し、出力特性を変更した新エンジン。ミッションも1〜5速をローギアード化し、6速のみハイレシオとしてクルージング性能を向上。クラッチもレバー入力が軽く、バックトルクをキャンセルするアシスト&スリッパークラッチとした。

オフロード性能の向上を狙ってフレームを新設計。フロントフォークをホールドするボトムブリッジは、スチール製からアルミ鍛造に変更。軽量化と軽いハンドリングに貢献。
フォークはΦ43mm、従来モデルより10mm伸ばした260mmのストロークを持つ倒立タイプ。ブレーキはウェーブ形状のローターに片押し2ピストンキャリパーを採用。

アルミ鋳造スイングアームも新作。ホイールトラベルは前後とも260mmで、リンクまわりの仕様も一新。ホイールは前後ともブラックアルマイトにポリッシュし、質感を向上。

ヘッドライトを薄型LEDとしたことでイメージを一新。従来モデルよりも小型化しながら照射面を見直して夜間走行の安心感もアップさせた。ウィンカーも新たにLED化された。

シートレールから一新したことで、最低地上高を確保しながら足つき性を向上。ライダーが座る位置をスリムにすることでホールド感も向上。250RALLYは座面が250Lよりも約20mm広い。

今回のツーリングで使用したのはヘンリービギンズ製シートバッグ。写真は容量55〜70LのDH-745(税込2万6400円)で、容量20〜26L/37〜44L/42〜56Lなど各タイプがラインアップされている。
ホンダ「CRF250L」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2210×820×1160mm |
ホイールベース | 1440mm |
最低地上高 | 245mm |
シート高 | 830mm |
車両重量 | 140kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 249cc |
ボア×ストローク | 76.0×55.0mm |
圧縮比 | 10.7 |
最高出力 | 18kW(24PS)/9000rpm |
最大トルク | 23N・m(2.3kgf・m)/6500rpm |
燃料タンク容量 | 7.8L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 27° 30′ |
トレール量 | 109mm |
タイヤサイズ(前・後) | 80/100-21・120/80-18 |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 59万9500円(消費税10%込) |
文:中村浩史/写真:松川 忍