インディアン 2022年モデルの特徴
新技術の採用でより魅力的に、ボディカラーも変更
1901年創立のアメリカ最古の歴史を持つ老舗二輪メーカー、インディアンモーターサイクルが、11月2日に「チーフ・ダークホース」や「スーパーチーフリミテッド」などが揃うクルーザーシリーズをはじめ、「チャレンジャー」「スプリングフィールド」をラインナップするバガーシリーズ、そして大型ツアラー「ロードマスター」のツーリングシリーズなどで2022年モデルを発表した。
インディアンモーターサイクルの社長、マイク・ドウアティ氏が「2022年にはさらに、ユーザーからのフィードバックを参考に、新技術や幅広いアクセサリーオプションを搭載し、ラインアップの強化・改善を目指します」が述べているように、これらの2022年モデルには、多くの新技術とアクセサリーを採用。
中でも大きなものは、ライドコマンドのアップデートだ。新しいソフトウェアによって、Bluetoothデバイスの互換性を拡大し、さらにシステムの起動時間も短縮。このアップデートは2022年モデルのライドコマンド搭載車すべてに標準装備。2020年・2021年モデルでもソフトウェアをアップデートすることで使用できる。
そして「チャレンジャー」に装備されているチャレンジャー・トラクション・コントロールも2022年モデルで改良。ライダーからのフィードバックをもとにトラクションコントロールをチューニング、作動時のスムーズな操作感を実現した。
インディアン 2022年モデルの主なラインナップ
クルーザー、バガー、ツーリングの各シリーズと、軽快でスポーティなスカウトシリーズの2022年モデルに新しいボディカラーを採用することによって、それぞれの個性をさらに際立たせている。
また各モデルに合わせて新しいアクセサリーも追加。長距離ツーリングには欠かせない大小さまざまなラゲッジ関連をはじめとする機能的なものや、「スカウト」用の調整式リアサスペンションやアナログタコメーターといったスポーティな走りのためのパーツまでが、幅広く揃っている。
これらのインディアン各シリーズの2022年モデルは、2022年の春にデリバリーが始まる予定だ。
まとめ:小松信夫