トライアンフモーターサイクルズジャパンは2021年11月9日、2458ccという大排気量な直列3気筒エンジンがもたらす豪快でゆとりのある走りと、強烈な存在感を放つ堂々たるサイズのボディ、そして個性的なスタイリングが特徴の、あらゆる面で唯一無二のビッグクルーザー「ロケット3」をベースにした限定モデル2タイプを発表した。
トライアンフ「ロケット3R 221スペシャルエディション」「ロケット3GT 221スペシャルエディション」の特徴
スタンダードな「R」と快適性重視の「GT」
1台はスタンダードな「ロケット3R 221スペシャルエディション」。もう1台がウインドスクリーンを装着しハンドルも変更、さらににバックレスト付きのパッセンジャーシートとして快適性を向上させた「ロケット3GT 221スペシャルエディション」だ。
車名に付けられた「221」という数字は、ロケット3の最大の特徴である大排気量エンジンが発揮する、221N・mという圧倒的な最大トルクから名付けられたものだという。
RとGT、両モデルともに共通のスペシャルカラーが与えられているのがこの「221」の特徴。大きなサイズの燃料タンクとフロントフェンダーはレッドホッパーカラーにペイントされ、タンクに入るトライアンフのエンブレムと大きく描かれた「221」の数字を組み合わせた黒いグラフィックが印象的。
タンク上面には排気量をはじめ、エンジンのスペックが並んでいるのもユニークなポイントだ。
税込価格は「ロケット3R 221スペシャルエディション」が284万円。「ロケット3GT 221スペシャルエディション」は291万円となっている。
【アンケート】 あなたはどちらのモデルが好きですか?
お好きなモデルをポチっとお選びください。投票後、集計結果をご覧いただけます。
投票ありがとうございました。
トライアンフ「ロケット3R 221スペシャルエディション」「ロケット3GT 221スペシャルエディション」の主なスペック
全長×全幅×全高 | NA×920×1065mm(NA×886×1066mm) |
ホイールベース | 1675(1677mm) |
シート高 | 773mm(750mm) |
車両重量 | 318kg(321kg) |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC直列3気筒 |
総排気量 | 2458cc |
ボア×ストローク | 110.2×85.9mm |
圧縮比 | 10.8 |
最高出力 | 167PS/6000rpm |
最大トルク | 221Nm/4000rpm |
燃料タンク容量 | 20L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 27.9° |
トレール | 134.9mm |
タイヤサイズ(前・後) | 150/80R17・240/50R16 |
ブレーキ形式(前・後) | φ320mmダブルディスク・φ300mmディスク |
※( )内はGT |
まとめ:小松信夫