スズキ「アヴェニス」の特徴
「ライドコネクトエディション」「レースエディション」も用意
この「アヴェニス」、現代のテクノロジーを積極的に活用している若い世代のライダーを主なターゲットとして開発されたモデル。
注目すべきは「アヴェニス・ライドコネクトエディション」。スズキ・ライドコネクトアプリケーションをインストールしたスマートフォンと、Bluetooth接続でペアリングできる液晶多機能メーターを装備。実用的なターンバイターンナビゲーションをはじめ、到着予定時刻表示、電話の着信、SMS、未読のSMSアラート、スマートフォンのバッテリー残量表示といったさまざまな機能を分かりやすく利用できるのが特徴。
シリーズ共通の基本的なメカニズムは、すでにインドで発売されて高く評価されている「アクセス125」や「バーグマン・ストリート」といった125ccスクーターがベース。フロント12インチ・リア10インチのホイールを装着した106kgという軽量コンパクトなボディを、最高出力8.7PSを発揮し、優れた経済性と信頼性を備える124cc空冷単気筒のSEPエンジンと組み合わせる。街中を軽快に、そして快適に走ることが可能だ。
LEDヘッドライトを活かしたフロント周りから、スポーツバイク的なデザインのテール周り、5スポークでスピーディーなデザインのアルミホイールなど、スタイリングはフレッシュでスポーティなイメージを強調したもの。
シート下の収納スペースは容量21.8Lを確保し、ヘルメットや荷物を収納可能。ハンドル下の左右のフロントポケットの左側は蓋付きでUSBポートを内蔵。テール後端にはシートを開けずに給油できる給油口も備えているなど、スクーターには欠かせない日常の使い勝手も抜群。
スズキ「アヴェニス」のカラーバリエーション
「アヴェニス」のボディカラーは、スタンダードモデルと前述したライドコネクトエディションは共通で、メタリックマットフィブロイングレー×メタリックフラッシュグリーン、パールブレイズオレンジ×グラススパークルブラック、パールミラージュホワイト×メタリックマットフィブロイングレー、メタリックマットブラック×グラススパークルブラックの4色。
さらにラインナップされている「アヴェニス・レースエディション」は、GSX-R1000やジクサーSF250などに設定されているのと同様な、MotoGPマシン・GSX-RR風なグラフィックのメタリックトリトンブルーによって、スポーティさを際立たせたモデルだ。
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スズキ「アヴェニス」の主なスペック
全長×全幅×全高 | 1895×710×1175mm |
ホイールベース | 1265mm |
シート高 | 780mm |
車両重量 | 106kg |
エンジン形式 | 空冷4ストOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 124.3cc |
ボア×ストローク | 52.5×57.5mm |
最高出力 | 8.7PS/6750rpm |
最大トルク | 10Nm/5500rpm |
燃料タンク容量 | 5.2L |
変速機形式 | CVT |
タイヤサイズ(前・後) | 90/90-12・90/100-10 |
ブレーキ形式(前・後) | ディスク・ドラム |
まとめ:小松信夫