ヤマハ新型「XSR700」の特徴
ネオクラシックスタイルのスポーツネイキッドとして日本でも人気があるヤマハ「XSR700」。欧州では兄弟車「XSR900」のモデルチェンジが先んじて発表されていましたが、この700にも新型が登場しました。
今回のモデルチェンジで目立つ点は外観の変更でしょう。ヘッドライトは新たなLEDを採用したものを搭載。メーター自体や取付位置の変更が施され、印象を一変しています。
そしてボディカラーは、1980年代初頭に登場した2ストロークスポーツRZ350(欧州名はRD350LC)をモチーフとした、懐かしいものに。白×青と黒×金の伝統的なカラーが採用されています。
水冷並列2気筒エンジンは、国内でも2021年7月に発売された新型MT-07に準しており、もちろん最新の排ガス規制であるEURO5をクリア。
また欧州では以前からラインナップされていたバリエーションモデル「XSR700 XTribute」も合わせて新型に。往年のオフロードモデル「XT500」をモチーフとしたデザインは踏襲。新型「XSR700」と同様に、灯火類のLED化や新型メーターなどが採用されたことが主な変更点となります。
2021年11月23日15時現在では、両モデルの日本での販売に関する正式なアナウンスはありません。
ヤマハ新型「XSR700」の動画と写真
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ヤマハ新型「XSR700」の主なスペック
全長×全幅×全高 | 2075×820×1130mm |
ホイールベース | 1405mm |
最低地上高 | 140mm |
シート高 | 790mm |
車両重量 | 188kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 689cc |
ボア×ストローク | 80.0×68.6mm |
圧縮比 | 11.5 |
最高出力 | 54kW(73.4PS)/8750rpm |
最大トルク | 67N・m(6.8kgm)/6500rpm |
燃料タンク容量 | 14L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24゜30′ |
トレール量 | 90mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C(58W)・180/55ZR17M/C(73W) |
ブレーキ形式(前・後) | Φ298mmダブルディスク・Φ245mmシングルディスク |
まとめ:西野鉄兵