2021年11月22日、ヤマハは欧州で新型「MT-10 SP」の写真や動画を公開。スペックなど詳細も明らかに!

ヤマハ新型「MT-10 SP」の特徴

現代のヤマハのスポーツネイキッドシリーズである「MT」。そのフラッグシップモデルが「MT-10」です。新型「MT-10」の存在はすでに11月10日に発表されていましたが、今回そのスペックや上級モデル「MT-10 SP」の詳細が公開されました。

画像: YAMAHA MT-10 SP 欧州仕様・2022年モデル 総排気量:998cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:835mm 車両重量:214kg

YAMAHA MT-10 SP
欧州仕様・2022年モデル

総排気量:998cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:835mm
車両重量:214kg

総排気量998ccの水冷並列4気筒エンジンは、吸排気系が見直され、排出ガス規制のEURO5に適応するとともに、出力をアップ。IMUを搭載することで、トラクションコントロールやスライドコントロールシステムなど最新の電子制御装備を搭載。また設定した速度に最高速度を制限できるスピードリミッター・YVSL(Yamaha variable speed limiter)やクイックシフターも装備。

ここまでは、MT-10・MT-10 SP共通の装備となります。

画像: ヤマハ新型「MT-10 SP」の特徴

上級モデルの「MT-10 SP」は、まずオーリンズ製の電子制御セミアクティブサスペンションを搭載。フロントフォーク・リアショックの両方に作用するもので、モードはA-1・A-2・A-3の3つの設定プラス、手動でもセッティングが可能。

A-1は、峠などに適したスポーティなフィーリングに。A-2は高速道路向け、A-3は快適性や安定性を重視したツーリングユースのセッティングとのこと。

また「MT-10 SP」は、専用の3ピース構造のアンダーガードを採用。ステンメッシュタイプのブレーキホースもSPにのみ標準装備。

ボディカラーは1色の設定。これまでもSP仕様車に採用されてきた青と黒を基調に、フロントフォークなどゴールドの差し色が印象的なカラーとなっています。

発売時期に関して、欧州では、MT-10は2022年2月、MT-10 SPは2022年中ごろの予定。日本では両モデルとも2022年秋以降の発売が予定されています。

画像: 【公式動画】2022 Yamaha MT-10 SP: Speed of Darkness www.youtube.com

【公式動画】2022 Yamaha MT-10 SP: Speed of Darkness

www.youtube.com

ヤマハ新型「MT-10」「MT-10 SP」の主なスペック

※《 》内はMT-10 SP

全長×全幅×全高2100×800×1165mm
ホイールベース1405mm
最低地上高135mm
シート高835mm
車両重量212kg《214kg》
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量998cc
ボア×ストローク79.0×50.9mm
圧縮比12.0
最高出力122kW(165.9PS)/11500rpm
最大トルク112N・m(11.4kg-m)/9000rpm
燃料タンク容量17L
変速機形式6速リターン
キャスター角24゜
トレール量102mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17M/C(58W)・190/55ZR17M/C(75W)
ブレーキ形式(前・後)Φ320mmダブルディスク・Φ220mmシングルディスク

まとめ:西野鉄兵

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