2022年2月10日、ヤマハ発動機はシルキーでトルクフルなエンジンと、優れた長距離高速巡航性能、そして高い快適性と俊敏な運動性能によって長年高く評価されてきたスポーツツアラーの「FJR1300AS」「FJR1300A」に、デビュー20周年を記念した「20th Anniversary Edition」を発売した。国内向けの「FJR1300AS/A」は、このモデルをもって生産が終了することも発表されている。
ヤマハ「FJR1300A/AS 20th アニバーサリーエディション」の特徴
YAMAHA FJR1300A/AS 20th Anniversary Edition
総排気量：1297cc
エンジン形式：水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高：805/820mm
車両重量：A・289kg、AS・296kg
国内向けの「FJR1300AS/A」の生産終了も発表
「20th Anniversary Edition」は、ボディカラーを専用のブラックメタリックXにペイント。さらにタンク上面にはゴールドカラーの20周年記念エンブレムを装着しているのをはじめ、車名ロゴや前後ホイールをゴールド仕上げとし、専用ステッチ&エンボス加工を施した専用シート、ブラックのコンポーネントカラーのフューエルリッドやレバー、フートレストも装着している。
スタンダードな「FJR1300A」と、クラッチ操作不要でシフトチェンジが可能なYCC-S（ヤマハ電子制御シフト）、電動調整サスペンション、コーナーリングランプ（LED）などを採用した「FJR1300AS」の双方に「20th Anniversary Edition」は設定。
税込価格は、「FJR1300AS 20th Anniversary Edition」が198万円、スタンダードな「FJR1300A 20th Anniversary Edition」が165万円。なお、従来の通常モデルも継続して販売される。
ヤマハ「FJR1300A/AS 20th アニバーサリーエディション」の主なスペック
| 全長×全幅×全高 | 2230×750×1325mm |
| ホイールベース | 1545mm |
| シート高 | 805/825mm |
| 変速機形式 | 6速リターン |
| キャスター角 | 26° |
| トレール | 109mm |
| 車両重量 | 289kg（A）/296kg（AS） |
| エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
| 総排気量 | 1297cc |
| ボア×ストローク | 79×66.2mm |
| 圧縮比 | 10.8 |
| 最高出力 | 147PS/8000rpm |
| 最大トルク | 14.1kgf・m/7000rpm |
| 燃料タンク容量 | 25L |
| タイヤサイズ（前・後） | 120/70ZR17・180/55ZR17 |
| ブレーキ形式（前・後） | ダブルディスク・ディスク |
まとめ：小松信夫
