きっかけは以前のパーツメーカー系オウンドメディア紹介記事
一昔前は、バイクの情報は雑誌や書籍頼りだったけど、今やwebサイトはもちろん、動画サイトや各種SNSでの発信など、情報源が非常に多彩になってますよね。
で、そんな中、以前にも紹介したけど、パーツメーカー系オウンドメディアが楽しいんですよ。
パーツメーカーのオウンドメディアが熱い!〈若林浩志のスーパー・カブカブ・ダイアリーズ Vol.125〉 - webオートバイ
バーツメーカー3社のオウンドメディアを紹介するよ。
www.autoby.jp上の記事を作るやりとりをしてる中で「せっかくだからみんなでコラボしようよ」と。
で、バイク業界だし、ここはやっぱりツーリングでしょ、と。
というわけでみんなでキャンプツーリングを提案したところ、みなさまから快いお返事を頂き本当に有難うございます。
でも、おっさんたちがキャンプツーリングしてるだけじゃ記事にならないじゃん。
そこで、各社の発売前最新アイテムを紹介させていただこうかと。リークというかスクープというか、それ系のアレですよ。
各社様、無理いって本当に申し訳ありません。
というわけでまずは参加オウンドメディアのご紹介。
参加してくれるのは以下の3メディア+1
前回紹介させていただいた3メディアにwebオートバイを足して、いわば3メディア+1。。
各メディアの紹介と、個人的なイチオシコンテンツを紹介していくよ。
デイトナウ!
デイトナからは「デイトナウ!」。YouTubeチャンネルの「ライド ア バイク!!」を始め色々な情報形態を含む総合オウンドメディアですよ。
オススメはこれ。普通に生きてたら車で人を引きずることってあんまりないよね。最高。マネしないでね。
プロトツーリング部
人気YouTubeチャンネルからはじまったオウンドメディア。という変わり種が「プロトツーリング部」。それだけになんといっても動画が面白い。
オススメはこちら。取り回しをちゃんと教えくれるのってあんまない気がする。おもむろに本題にはいって出し惜しみしないのが心地良い。ためになるぞ。
RIDE-HACK
ダートフリークからはRIDE-HACK(ライドハック)。総合オフロードパーツメーカーだけに内容もオフロード寄り。なんなら電動バイクやキッズオフロードサイクルまで、オフのことならなんでもござれ。
オススメ記事はSSTRでの釣ーリング。SSTRという長距離ツーリングの中で釣りまでして、しかもなにかしら釣り上げるODAさんサイコーです。
webオートバイからは若林と西野編集長が参加
最後は本サイトwebオートバイ。自分みたいなニッチ系記事の人間がwebオートバイの代表では、いかにもよろしくないので西野編集長を召喚。
西野編集長といえば積載インプレ。生粋のキャンパーとしての経験値を活かして車種別に掘り下げるという親切さよ。
ところで最近、車種別積載インプレをサボってないすか?
追記:ディスったらアンサーきた
サボってるなんてディスったら、まさに最新積載記事アップされてた気づかなかったさすがですね編集長。
会場は渚園キャンプ場
肝心の目的地はここ。静岡県浜松市にある「渚園キャンプ場」。
『ゆるキャン』にも出てきた超人気キャンプ場ですよ。
おのおののメディアが浜名湖に向かって現地集合するので、道中の模様は各メディアにて紹介されるかも(されないかも)。
自分は、RIDE-HACK編集長のODAさんと合流して渚園に向かうのだ。せっかくなので道中で絶景みたり、林道で迷子になったりしたんだけど、そのあたりの詳しくはまた後日。
というわけで渚園に到着
迷子になったけど、焦ってトラブルを起こしては元も子もないので安全丁寧に向かうよ。
ありゃ、もうみんな来てるじゃん。我らが一番最後? こりゃきまずい。
と思ったら西野編集長がいないわ。東京からだもんね。
今日は宜しくお願いします!
これが人気動画の舞台裏
設営してたら、なにやら横で賑やかなことやってた。
どうやらプロトツーリング部とライド ア バイク!!の動画撮影。
YouTubeで視聴してる光景を生で見るとちょっと感動しますね。
なんかイベントで現地動画配信とかやらないのかな。みんなにも見て欲しい。
観察してたらライド ア バイク!!メンバーが、プロトツーリング部機材にいたずらしてた。
なるほど、そういうことね、コラボ動画ね。
いいじゃんいいじゃん。いつアップされるんだろ。楽しみね。
おっと、取材しなくちゃ。
さあ発売前の最新情報を教えて貰いましょうか。
デイトナ最新アイテム
新作 フラットテーブル(仮)
まずはデイトナさんよりフラットテーブル(仮)。見るからにテーブルって感じですね。
アウトドアのテーブル界隈ってめっちゃ種類多いですけど、こちらはどんな特長が?
その名の通りフラットになります。
フラットですね。ぺったんこ。
確かに収納性は良さそうですが、どうせそれだけじゃないんですよね?
LLサイズのシートバッグ、具体的にはシートバッグベーシックやシートバッグPRO/PRO2などの底板にサイズを合わせているんですよ。
つまり、こうなるわけです。
おお、これはスマート。しかもこれ積載したときの安定性もアップしそうじゃないですか。賢い。
他にも工夫があるんですよ。まず高さを三段階に調整可能です。
それにより、ハイスタイルからロースタイルまで、お好みに合わせたキャンプスタイルに一脚で対応できます。
これは良いですね! キャンプツーリングだと積載の関係でロースタイルになりがちですけど、これなら座ったままでも手が届いたり、従来通りの低い使い方もできるじゃないですか。
テーブル同士を接続できるって気づきました?
完璧に接続されて大きなテーブルになってる。おもしろいっすね、これ。
裏側部分を相当工夫して、しっかりと接続できるようになっています。
無限につなげることが出来ますよ。
なんか思った以上にスクープっぽい大物が来てびびってるんですけど。自分がやって大丈夫だったのかな、この企画。西野編集長とか太田さんに任せれば良かった。
もう手遅れですね。
オプションとして、2種類の収納ケースを用意しています。これがなかなか面白いんですよ。
シートバッグの底にいれてたら収納ケース要らないですもんね。
でもなんで2種類なんですか?
一つは、普通の収納ケースですね。いわゆる普通のケ-スです。
もうひとつは、これです。
横にスナップがついてますよね。
スナップを外すことで、薪バッグになるんです。薪を運ぶのって大変じゃないですか。それ用のアイテムですね。
ありますね、薪バッグ。バイクだと無縁だと思ってたけどこれならアリですね。
厚めの帆布を使用して、強度や質感にも相当こだわっています。
なお、薪バッグにもなる収納ケースが税込3,465円。通常のシンプルな収納ケースが2,475円になります。
薪バッグタイプは、かなりお買い得ですよ!
最新 ドームルームテント
こちらは最新のドームルーム。ST-IIも捨てがたいけど、やっぱこういうコンパクトなテントは良いね。
詳細については西野編集長が掘り下げるのでこちらを見てね。
ダートフリーク最新アイテム
新作 スマホホルダー(仮)
まずはこれです。
てっきりオフ系のパーツかと思いきや、意外にもスマホホルダーですか。
バイクの振動によるスマホのカメラ破損を防ぐため、ベース部分に独自の強力な振動軽減機構を設けています。
なるほど、カメラ壊れたらイヤですもんね。
縦も横も自由自在。自由雲台のようなベース部分になっているので、ノブひとつで調整可能。
新作 ラージウィンドシールド
ハンターカーブ用のアーマーウィンドシールドって以前からありましたよね。こんなの。
今回装着しているのは、ラージサイズシールドです。
以前のものと比較して、上下左右に1.5倍くらい大きくなっています。
ほんとだ。でかい。
サイズを大きくしたことで、プロテクション効果はもちろん、ハンターカブなどへのマッチングもより良好になっています。
新作 コネクティングクランプ
コネクティングクランプって耳なじみがないんですけど。
これまでにないアイテムですからね。
スイングアームにZロゴのついたパーツが装着されてますよね。これがコネクティングクランプです。
コネクティングクランプを基点に、チェーンガイド、チェーンカバー、チェーンガードの3アイテムを取り付けることが出来るようになります。
なるほど、こういうことですね。
コネクティングクランプが①で、②③④のチェーンカバー、チェーンガード、チェーンガイドが装着されてるんですね。
好みや走りに合わせて、コネクティングクランプ+どれか1アイテムだけでも装着できます。
コネクティングクランプにチェーンガードとチェーンカバーといった感じで、自由に組み合わせることも出来ますよ。
プロト最新アイテム
新作 PLOT モトテント
トンネル型のツールームテントですね。トンネルタイプの特長は、比較的軽量で大きな居室を確保できるんですよね、確か。
そっちじゃなく、反対側から見てくださいね。
バイクが入ってる。これ、モーターサイクルショー2022で見たレブル250ですね。
バイクと一緒に泊まれるテントです。
バイクをテントに入れられるの、良いですね。めっちゃ秘密基地じゃないですか。
ロマンですよね。居室もかなり広く、ゆとりがあります。
確かに広い。出入口が二か所あるのは素晴らしいですね。あと、バイクの見える景色が最高。
目覚めた時に愛車の見えるキャンプを楽しんでください。
あれっ。
ロゴが。
そこは見なかったことに。
新作 IGAYA X-SEAT BAG(エックスシートバッグ)
IGAYAシートバッグの上に載ってるのが新作バッグですね。
IGAYAシリーズの新作です。X状のベルトで装着時の自由度を高めています。
メインバッグとしてはもちろん、サブバッグやサイドバッグとしても利用できます。
この積載では、ロックストラップを利用して固定してるんですね。
固定の可能性は無限大ですよ。
あと、見慣れないバックルですね。
お目が高いですね。ドイツのFIDLOCK(フィドロック)を採用しています。
脱着は簡単ですが、外れにくく、しかもデザイン性にも優れた逸品ですよ。
新作 profest ツーリングマルチキャリア
これ以前にも軽く紹介しましたね。ワンタッチで左右部分が開閉するんですよね。
そうですね、左右部分が90度に可変することで、サイドバッグサポートとして、あるいは大きな天板として活用いただけます。
可変の模様を撮った動画はこちら。
天板を広くすれば、大サイズのシートバッグも楽々積載できるぞ。
これ、カブにつけたいんですけど、カブ90用は出ないんですか?
カブ90はともかく、レブル以外の車種用も要望が高まれば開発に提案させていただきます。
座談会ではこんな話も
さて、取材しまくってたらすっかり夜だよ。買い出しをして夕飯ですね。
キャンプで何が楽しいってこの瞬間ですよね。いろんな人が集まって自由に新鮮な話ができる感じ、好きなのよ。
パーツメーカーとしての話やら、コンテンツ作りの話とか色々な交流があって実に楽しかった。あと、各種SNS毎の傾向とか。
なので各SNS毎にまとめてみた。
で、思ったんだけどパーツメーカーの中の人といっても同じ人間なわけで。しかもSNSやオウンドメディアを発信してるわけで。
今は公式SNSやYouTubeでユーザーの空気感が届きやすい時代なので、積極的にフォローやチャンネル登録、なんならコメントとかもするとお得な気がしますよ。
レポート/若林浩志 取材協力/株式会社ダートフリーク、株式会社デイトナ、株式会社プロト