2022年1月21日、カワサキがニューモデル「Z900RS SE」を全国のカワサキプラザで発売した。
カワサキ「Z900RS SE」の特徴
カワサキZシリーズの原点であるZ1の個性を現代に再現した魅力的なスタイルと、モダンなメカニズムによる豪快かつ洗練された走りで高く評価されているビッグネイキッドのZ900RS。その上級版として2022年モデルで追加設定されたのがZ900RS SEだ。
Z900RS SEは、リアサスペンションにハイグレードなオーリンズ製のS46ユニットを装着し、それに合わせて倒立フロントフォークもセッティング変更することで、さらに洗練されたスポーティなハンドリングと快適な乗り心地を両立。
キャリパーをブレンボ製M4・32ラジアルマウントモノブロックにグレードアップするなど、フロントブレーキシステム全体も改良を施され、制動力に加えてコントロール性も向上させている。
さらにカラーリングは、初代Z1のヨーロッパ向け初期モデルの通称「イエローボール」カラーを再現したSE専用カラーを採用。フォークアウターチューブや前後ホイールもゴールドカラーにすることで、スタンダードより上質なイメージに仕上げられた。税込価格は160万6000円。
カワサキ「Z900RS SE」の主なスペック
全長×全幅×全高 | 2100×865×1150mm |
ホイールベース | 1470mm |
シート高 | 810mm |
キャスター角 | 25° |
トレール | 98mm |
車両重量 | 215kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 948cc |
ボア×ストローク | 73.4×56mm |
圧縮比 | 10.8 |
最高出力 | 111PS/8500rpm |
最大トルク | 10.0kgf・m/6500rpm |
変速機形式 | 6速リターン |
燃料タンク容量 | 17L |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17・180/55ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | φ300mmダブルディスク・φ250mmディスク |
まとめ:小松信夫