ハンターカブ」。実車に合わせてマットフレスコブラウンのカラーが登場したのは記憶に新しい。今回は、どれくらいハードルが低いかを実証するために、プラモ作りは小学生以来という初心者おじさんに作って貰った。
今回はマットフレスコブラウンだ
カブのプラモといえばフジミ模型。中でも注目度が高いNEXTシリーズ ハンターカブ。ちなみにNEXTシリーズってのは、接着剤&塗装不要の親切キットなのね。
そんなNEXTシリーズの新色、マットフレスコブラウンをプラモ初心者のハンターカブオーナーに作って貰うぞ。
ちなみにグローイングレッドの作例はコチラ。
作ってくれるのはダートフリークのHIROYUKI氏
プラモ初心者に選ばれたのは、ダートフリークのHIROYUKI氏。SSTRにも一緒にいった距離ガバ系ライダー。
愛車は、マットフレスコブラウンのハンターカブ。愛車と同じ模型ならモチベーションも上がるであろうという目論見ですよ。
よろしくおねがいします。
プラモデルは小学生以来なので、およそ40年ぶりです。大丈夫かな。
大丈夫、フジミのNEXTシリーズだよ。
ちなみにHIROYUKI氏の愛車はこんな感じ。
SSTRでも快走してましたね。
では実際に製作を開始してみる
というわけで、ここからはHIROYUKI氏のレビュー。
昨年末にキットを預かったので、年末年始で家族のいない留守番の合間に作業を始めました。
作るにあたって工作マットとニッパー、ヤスリ、ピンセットを用意しました。
ニッパーはホームセンターで買いましたが、そのほかは百円ショップでそろえました。
今時はランナー痕が残らないようにアンダーゲート方式というものになってるんですね。
最初、切り離し方がよくわからなくて、いざはめるときにランナーが残っちゃいました。
ランナーのカットについて
ランナーからの切り出しについては、説明書に部品の切り取り方についての説明があるので要チェック。
特に外装パーツは2段階カットの部分が多いぞ。そのおかげで、美しい仕上がりになるってワケ。
ホイールは、ベストな位置で噛み合うようにオスとメスの突起があるので、注意が必要でした。
スイングアームのチェーンアジャスター部分は非常にリアルで精密な分、とても小さいので、用意したピンセットを押すように使ってはめました。
せっかくなので、シフトペダルの先端をマッキーで塗装しました。
実車ではゴムがついてるんですよ。
最後にシールを貼っていくんですが、ここでもピンセットが活躍しました。
ピンセットは必須ですね。
1/12ハンターカブ マットフレスコブラウン完成
一日2~3時間くらい作業をして、二日がかりで完成しました。だいたい4~5時間ですね。
ただ、途中で愛犬の遊びに付き合ったりしたので、なにもなければもう少し早くできたと思います。
精度は素晴らしいので、力加減さえ気をつければ綺麗に組み上がりますね。
細かいパーツには注意が必要ですが、非常にリアルに再現されているので、所有感がたまらないです。
愛車と一緒に撮影してみました。
ディテールを見てみよう
というわけで、初心者でも4~5時間でばっちり完成。これはおうち時間を過ごすにもちょうど良さそう。
完成した1/12ハンターカブを借りてちょびっと詳細を見ていこう。
フジミ特有のスポークの細さなど、精度の高さによる密度感が素敵。
ほぼ素組だけで、不満点はナシ。でもディテールアップする余地が設けられてるので、さらに作り込んでいくのも楽しそう。ブレーキホースとかね。
ボディの成形色は光沢があるので、ステッカーを貼る前につや消しクリアを吹くのも良いかも。
シフトペダルの前側を黒く塗るのは割と効果が大きいね。真似しよっと。
レポート:若林浩志