とっても大事なスーパーカブの割ピンを、ベータピンに置き換えてみる〈若林浩志のスーパー・カブカブ・ダイアリーズ Vol.286〉

車名、年式がわかっていれば必要なものを推測できますので、ご相談ください。

ただし、中古車の場合は年式の判別が難しい場合もありますよね。年式がどうしてもわからない場合は、車体番号やシート下の車体カラーステッカーの英数字がヒントになりますよ。

ただ、同年式内でも仕様違いが存在する可能性がありますので、余分に購入するのが正解だと思います。高いものではないですし。

そんなこともあろうかと、カブ用にステンレスの割りピンセットの商品化を考えています。発売はもう少し先になりそうですが。
ちなみに純正は鉄です。

人手が足りなくてなかなか。笑

ちなみに、レースでは定番のベータピンもカブ用のセットも商品化検討しています。

なるほど。いいんじゃないでしょうか。ただ、注意点がありますよ。

リアアクスルが割りピンの場合は、フロントも割りピン仕様になります。
おおよそ80年代後半から90年代前半あたりで、割りピンからUナットに置き換えられています。

トルクロッドがUナットなのは、あまり見ないタイプですね。

写真はリアのトルクロッドですが、リアのトルクロッドが割りピンの場合は、フロントブレーキのトルクロッドも割りピン仕様になります。

リアブレーキペダルについては、ほぼ全年式で割りピンを使用していますよ。

スイングアームで隠れてるので、見えないかもしれないですね。ブレーキペダルの後ろアーム部分です。

ちなみに、このロッドのエンド部分ですが、12Vと6Vで形状違うんですよ。

センタースタンドもリアブレーキペダル同様に、全ての年式で割りピンが使用されていると認識しています。

再利用できるし、確かに便利ですよね。
レースなんかでもベータピンに置き換える人は多いですよ。

でも、ベータピンだけだと絶対外れるので、ワイヤリングか結束バンドで外れないようにする必要がありますよ。

町乗りなら外れにくいかも知れないですけど、少なくともレースでは確実に外れるので、安全のためにも外れ止めしてくださいね。