ホンダ「ホーク11」最新情報
ベテランライダーに充実したバイクライフを提案する1台
「HAWK 11」は、ベテランライダーをターゲットに充実したバイクライフを提案するため、エンジンの鼓動と排気音を感じながら軽快に走りを楽しみ、スペックにとらわれないスポーツバイクの楽しさや味わい深さまで堪能できる、日本市場向け大型ロードスポーツとして開発された。
エンジンはアフリカツインやレブル1100に搭載されている1082cc水冷並列ツイン。低速から豊かなトルクと高回転までスムーズなフィーリングを実現。スロットルバイワイヤシステムがもたらすダイレクトでスポーティなレスポンスや、走行状況や好みに対応できるライディングモードなど、完成度の高い電子制御デバイスも搭載。
セミダブルクレードルフレームに前後17インチホイールを組み合わせた車体構造を採用。軽快なハンドリングのためのディメンション設定や、バンク角を確保に配慮したデザインのサイレンサー、セパレートハンドルを採用した前傾姿勢のポジションなど、軽快で快適にワインディング走行を楽しむための造りとなっている。
機能性と洗練された雰囲気がミックスされた「HAWK 11」のスタイリング。ライダーが乗った状態での収まりにも配慮された全体のシルエットは、ボディ前後方向にわたる水平方向のラインと、タンクとシートを分ける垂直方向のラインとの交差を基調とした構成だ。
その中でも最大の特徴は、走ることを楽しむこと忘れない大人のバイクの象徴として、一体成型されたFRP製のロケットカウルを装備していること。景色が美しく映り込むような、大きく緩やかな曲面で構成されたデザインで、機能性だけではなく乗り手の「走り終えた充足感」まで重視したデザインだという。
この「HAWK 11」は大阪モーターサイクルショー2022で3月21日(祝・月)まで展示された後も、3月25日(金)〜27日(日)に東京ビッグサイトで開催される「第49回 東京モーターサイクルショー」、4月8日(金)〜10日(日)にAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催される「第1回 名古屋モーターサイクルショー」にも出展。また、「HAWK 11」に関する情報は「Hondaモーターサイクルショー2022」特設サイトでも公開されている。
文:小松信夫/写真:ホンダ、西野鉄兵