トライアンフ「スピードツイン ブライトリング リミテッドエディション」の特徴
英国のバイクメーカー・トライアンフと、スイスの時計メーカー・ブライトリングのパートナーシップは、2021年7月に発表されていました。
その第一弾として登場したのが、今回のトライアンフ「スピードツイン ブライトリング リミテッドエディション」。世界限定270台の生産で、シリアルナンバーが刻印され、トライアンフCEOニック・ブロアーとブライトリングCEOジョージ・カーンのサイン入り鑑定書も付属します。
ベースとなった車種は、2021年に新型となった排気量1200ccのスピードツインです。
ボディカラーの配色は、1953年の映画『The Wild One』でマーロン・ブランドが駆った青いトライアンフ「サンダーバード6T」からインスピレーションを得たもの。
エンジン周辺とシートには、ブライトリングの“B”のブランドロゴが配されています。
メーターも特別仕様。今回、同時に登場したブライトリング「トップタイム トライアンフ スピードツイン エディション」の文字盤をオマージュしたデザインが採用されています。
また、スタイリング面のみならず、この特別仕様車は、オーリンズ製ピギーバック・ツイン・サスペンション・ユニットを採用。単なるコラボ限定車ではなく、事実上の上級グレードに仕上げられています。
オーナーのための腕時計|ブライトリング「トップタイム トライアンフ スピードツイン エディション」
トライアンフが車両を発表するのと同時に、ブライトリングはコラボウォッチを発表。「スピードツイン ブライトリング リミテッドエディション」のオーナーへ向けて開発された腕時計がこちらです。
アイスブルーのダイヤルは、今回のスピードツイン限定車のカラーと、1970年代に製造されたブライトリング「トップタイム」の両方を参考にして採用されたもの。
文字盤にはトライアンフのロゴマークが入り、裏蓋にはスピードツイン限定車と同じ個別のシリアルナンバーも刻まれます。
トライアンフ「スピードツイン ブライトリング リミテッドエディション」の主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2099×780×1095mm |
ホイールベース | 1415mm |
シート高 | 809mm |
車両重量 | 217kg |
エンジン形式 | 水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 1200cc |
ボア×ストローク | 97.6×80mm |
圧縮比 | 12.1 |
最高出力 | 74kW(100PS)/7250rpm |
最大トルク | 112N・m/4250rpm |
燃料タンク容量 | 14L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 22.3゜ |
トレール量 | 91.5mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70 ZR17・160/60 ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmダブルディスク・Φ220mmシングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 239万5000円(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵