長い歴史を通じて伝統的にカスタムの素材として人気があるホンダのモンキー。原付二種の現行モデル「モンキー125」もその歴史を脈々と受け継いでいる。東京モーターサイクルショー2022では、昨秋にモデルチェンジを果たしたばかりの新型も数々のブースで見られた。ここではヨシムラとホンダの展示車を紹介しよう。
文:小松信夫/写真:松川 忍、南 孝幸

ヨシムラ

画像1: ヨシムラ

モンキーの魅力にヨシムラのDNAを注入

東京モーターサイクルショー2022の会場で注目の的となっていた、ヨシムラの製作した新型モンキー125カスタム。コンパクトで愛らしいスタイルのモンキーだが、レースで磨かれたヨシムラのDNAを注入することで精悍でスポーティなイメージに変身を遂げ、さらなる魅力がプラスされていた。

画像2: ヨシムラ

発売未定の参考出品だが、伝統の直管マフラー風デザインのストレートサイクロンは多くのライダーから熱い視線を集めていた。ステップKIT X-TREADや、アルミエンジンガードKIT クランクケースカバー「PRO SHIELD」、K&NフィルターコンバートKITなども参考出品。右サイドカバーセット、フェンダーレスキット、リムステッカーTYPE-A、オイルフィラーキャップTYPE-FBなどはすでに発売されている。

画像3: ヨシムラ

マット仕上げでレッド×ガンメタルのヨシムラカラーがモンキーにもよく似合う。コンパクトなメーターバイザーを装着するだけで、フロントマスクがよりスポーティなデザインに変身している。

ホンダ(カスタマイズパーツ装着車)

画像1: ホンダ(カスタマイズパーツ装着車)

スクランブラーマフラーとゴールドカラーが印象的

ホンダが展示した、モンキーのカスタマイズパーツ装着車。一際目を惹くのは、メッキ仕上げのクラシカルなヒートガードでクラシカルな雰囲気を強調した、スペシャルパーツ武川のスクランブラーマフラー。ヘッドライトステー、マスターシリンダーガード、ステムナット、R.クランクケースプロテクター、リヤショックアブソーバーといったゴールドアルマイト仕上げのパーツや、フェンダーレスキットも武川のもの。

画像2: ホンダ(カスタマイズパーツ装着車)

やはりゴールドカラーの、ハンドルアップホルダー、ユニオンバーエンドキャップ、タイミングホールキャップSET、セルモーターカバーなどはキタコ製。往年のモンキーをイメージしたスタイル、カラーにゴージャスな雰囲気が加わっている。

文:小松信夫/写真:松川 忍、南 孝幸

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