スーパーカブに前後14インチの「リトルカブ」があるようにCT125・ハンターカブにも「リトル」があったら面白いのに……そんなマニアの声に応えて、レガーレが開発したコンプリートカスタムがこのCT125L。タフギアイメージのハンターカブが愛らしく大変身だ!
文:太田安治/写真:南 孝幸

レガーレ「CT125L」と「CT125・ハンターカブ」の足つき性を比較

ライダーの身長・体重:176cm・62kg

レガーレ「CT125L」|シート高:770mm

画像1: ハンターカブの前後タイヤを14インチ化してローダウン! レガーレのコンプリートカスタム「CT125L」は可愛らしさもアップ

ホンダ「CT125・ハンターカブ」|シート高:800mm

画像3: ハンターカブの前後タイヤを14インチ化してローダウン! レガーレのコンプリートカスタム「CT125L」は可愛らしさもアップ

足つき性も大きく向上!

ここでノーマルのCT125とのライディングポジション、足つきの違いを見てみよう。ホイール/タイヤ径を変更しても、ハンドル、シート、ステップの位置関係は変わらないから、ライディングポジション自体は両車ともまったく同じ。

ただ、シート高はノーマルの800mmに対して770mmと低くなっていて、若干足つきの良くなかったノーマルより「L」の方が足つきはいい。小柄なライダーにとっては安心感は絶大だ。

レガーレ「CT125L」各部装備・ディテール解説

画像: センタースタンドはノーマルなので、上げるとこのようにリアホイールが大きく浮く。サイドスタンドは下がった車高に合わせた専用品が用意される。

センタースタンドはノーマルなので、上げるとこのようにリアホイールが大きく浮く。サイドスタンドは下がった車高に合わせた専用品が用意される。

画像: フロントのフェンダーはノーマルのままだが、14インチに小径化すると、タイヤとの間に大きめのクリアランスが生じる。

フロントのフェンダーはノーマルのままだが、14インチに小径化すると、タイヤとの間に大きめのクリアランスが生じる。

画像: 14インチホイールはリトルカブ用ではなく専用品。オフロード走行の衝撃にも耐えるよう、スポークの太さから吟味したものだ。

14インチホイールはリトルカブ用ではなく専用品。オフロード走行の衝撃にも耐えるよう、スポークの太さから吟味したものだ。

画像: フロントのディスクブレーキ、ABSはノーマルからそのまま継承される。小径化に対応して、スピードメーターは補正される。

フロントのディスクブレーキ、ABSはノーマルからそのまま継承される。小径化に対応して、スピードメーターは補正される。

画像: スポークは太めのものがチョイスされ、リムとの組み合わせに際してはリム穴の加工も施されていて、手が込んでいる。

スポークは太めのものがチョイスされ、リムとの組み合わせに際してはリム穴の加工も施されていて、手が込んでいる。

画像: 試乗車はプロトタイプでタイ仕様がベースだったため、スイングアームのタンデムステップは装着されていない。

試乗車はプロトタイプでタイ仕様がベースだったため、スイングアームのタンデムステップは装着されていない。

画像: トップブリッジやスイングアームにはレガーレのオーナメントやステッカーがあしらわれる。これぞコンプリ―トの証だ。

トップブリッジやスイングアームにはレガーレのオーナメントやステッカーがあしらわれる。これぞコンプリ―トの証だ。

レガーレ「CT125L」主なスペック・価格

全長×全幅×全高1890×805×1000mm
ホイールベース1255mm
シート高770mm
車両重量118kg
エンジン形式空冷4ストOHC2バルブ単気筒
総排気量124cc
ボア×ストローク52.4×57.9mm
圧縮比9.3
最高出力8.8PS/7000rpm
最大トルク1.1kgf・m/4500rpm
燃料タンク容量5.3L
変速機形式4速リターン
キャスター角27°00'
トレール80mm
タイヤサイズ(前・後)2.50-14・2.75-14
ブレーキ形式(前・後)Φ220mmディスク・Φ190mmディスク
メーカー希望小売価格59万9000円(消費税10%込)

文:太田安治/写真:南 孝幸

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