文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸、赤松 孝
ホンダ「ホーク11」ライディングポジション・足つき性
ライダーの身長・体重:176cm・62kg

車体は驚くほどスリム。シート高はNT1100より若干低い印象で、座面形状も絞り込まれており、足つき性は良好。セパレートハンドルは低めにセットされているが、ハンドルの垂れ角が弱めで、着座位置の自由度も高く、前側にも座りやすいので、見た目ほどポジションはきつくない。
タンデムライダー:身長154cm

タンデムステップの位置は高めだが、ヒザの曲がりは想像よりはきつくなく、タンデムシートも小ぶりな座面の割には座りやすい。グラブバーがないため、タンデム時はライダーにしがみつくことも多そう。
ホンダ「ホーク11」各部装備・ディテール解説
エンジンを見てピンと来た人もいると思うが、このホークのエンジンはCRF1100L アフリカツインのものがルーツ。メインフレームも踏襲しているようだ。となると気になるのはその走り。メカを見ながら、色々推察してみよう。
エンジン

搭載されるのはホンダ独自のユニカム機構を採用した1082ccのOHC4バルブ。シャープなピックアップとパルス感が楽しめる。

大きな遮熱カバーの付いたエキゾーストはCRF1100LアフリカツインやNT1100などと同様。ケースカバーはブラック塗装となっている。

スポーツモデルのためか、展示車両のミッションはいまのところMTのみで、DCTは登場していない。クイックシフター装備に期待。

大きなサイレンサーは、バンク角を確保するため、はね上げ気味にレイアウトされている。サイレンサー形状はNT1100風だ。
サスペンション&フレーム

キャリパーはロードスポーツらしいラジアルマウント。ホイールはNT1100用に似ており、ファインダイキャスト製の可能性も。

スイングアームは長く取られていて、路面追従性も高そう。撮影車の装着タイヤはダンロップのラジアル、SPORTMAX GPR-300。

リアサスペンションは左サイドの大きなノブを使って、工具不要でプリロード調整が可能。NT1100と同様の仕様と思われる。

写真はアフリカツイン用のフレーム。メインフレーム部は基本的にこれを踏襲しているものと思われ、しなやかな特性が予想される。
外装&操作系

レブル1100のものにも似たヘッドライトは、丸形のリング状DRLが印象的なLEDヘッドライト。ウインカーも細身のLEDだ。

滑らかな曲面にこだわったFRP製のカウル。穴あけを嫌い、ミラーは独特なステーを介してカウルステーからマウントされる。

レブル1100用に似た、丸形のメーターは反転液晶表示。ライディングモードは採用されるが、クルーズコントロールはなさそう。

モードボタン、セレクトボタンを備えたスイッチボックス。ホーンボタンはウインカースイッチの上に配置されている。

スロットル・バイ・ワイヤ方式を採用。フロントフォークはショーワ製のSFF-BPで、トップキャップにロゴが見て取れる。

ニーグリップ部を大きく絞り込んだ、複雑な面構成のタンクは、走行時の景色をさまざまなかたちで映り込ませ、所有感を高める。

シートは一体型。ホールド性に優れたライダー部と、絞り込まれた形状のタンデム部の組み合わせ。表皮は滑りにくいもの。

シート下のスペースにはETC2.0車載器がマウントされており、詳細発表はまだだが、標準装備の可能性もありそうだ。

サイドカバーに入る「HAWK11」のロゴ。「11」がローマ数字の「Ⅱ」のように見えるのは、初代ホークⅡに対する開発陣のオマージュのようだ。

レブル用とよく似た、バータイプのLEDテールランプは短いテールカウルに埋め込まれ、スッキリしたリアセクションを演出。