2022年の大阪・東京・名古屋モーターサイクルショーで初公開されたホンダの市販予定車「HAWK 11」(ホーク イレブン)。この新型車はいったいどういったモデルなのか。現時点で分かっていることを余さずお伝えしよう。
文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸、赤松 孝
ホンダ「ホーク11」ライディングポジション・足つき性
ライダーの身長・体重:176cm・62kg
車体は驚くほどスリム。シート高はNT1100より若干低い印象で、座面形状も絞り込まれており、足つき性は良好。セパレートハンドルは低めにセットされているが、ハンドルの垂れ角が弱めで、着座位置の自由度も高く、前側にも座りやすいので、見た目ほどポジションはきつくない。
タンデムライダー:身長154cm
タンデムステップの位置は高めだが、ヒザの曲がりは想像よりはきつくなく、タンデムシートも小ぶりな座面の割には座りやすい。グラブバーがないため、タンデム時はライダーにしがみつくことも多そう。
ホンダ「ホーク11」各部装備・ディテール解説
エンジンを見てピンと来た人もいると思うが、このホークのエンジンはCRF1100L アフリカツインのものがルーツ。メインフレームも踏襲しているようだ。となると気になるのはその走り。メカを見ながら、色々推察してみよう。
エンジン
サスペンション&フレーム
外装&操作系