文:小松信夫/写真:松川 忍、ホンダ
プロト
用途に合わせて使い分けられる「スイッチスタイル」
プロトが東京モーターサイクルショーで展示したカスタム・レブル250は、「スイッチスタイル」と名付けられていた。その名前の意味するところは、街乗りのための「シティユーススタイル」と、ツーリングのための「ロングツーリングスタイル」という、用途に合わせた2つのスタイルを簡単に使い分けられるようになっている、ということだ。
ハンドルはEFFEXのイージーフィットバーLowを装着。ハンドルのセンター、スタンダード状態ならメーターがある位置に、RAM MOUNTの「Xグリップ テザー付 スマートフォン用1インチボール」を備えて、見やすい場所にスマートフォンを装着可能としている。それに合わせてメーターは、ZERO DESIGN WORKSのメーター移設キットを用いてタンク左側に移された。
「ロングツーリングスタイル」の肝となっているのが、この参考出品であるprofestのマルチキャリア。街乗りなどで使う場合は、このようにコンパクトなサイズのリアキャリアとして使う。
ツーリングなどで大きな荷物を載せる必要のある時には、左右に折りたたまれていた部分を伸ばすだけで、簡単に有効サイズを大幅に拡大することが可能だ。なお、たたんでいる状態ではサドルバッグ・サポートとしての機能を持たせることも検討しているという。
その他にも、シートにはEFFEXのGEL-ZAB R(ゲルザブR)ユニバーサルを装着して快適性もアップ。プロトのETCアンテナステー、MITSUBAの二輪車用ドライブレコーダーEDR-21Gなども装着。
ホンダ(カスタマイズパーツ装着車)
シンプルでベーシックなレブル250をより魅力的に!
ホンダが用意していた、レブル250のカスタマイズパーツ装着車。モリワキのNEO CLASSIC スリップオンマフラー、アクティブのサブフレーム 〈バフ〉やSTFブレーキレバーなど、ツボを押さえたボルトオンカスタムで、シンプルでベーシックなレブル250を、より魅力的に変身。
左サイドには、デイトナのサドルバッグ(12L)を装着、タンデムシートにはこれもデイトナのリバーシブルバックレストを追加。プロトのBIKERS フロントフットペグ 〈マットブラック/シルバー〉、デイトナのPREMIUM ZONE マスターシリンダーキャップ (フロント) 〈アッシュシルバー〉などが装着されている。
文:小松信夫/写真:松川 忍、ホンダ