2022年4月8日~10日に開催された「第1回名古屋モーターサイクルショー」。当イベントでは地元・愛知県に本拠を置くダートフリークもブースを出展した。オフロード用品を大得意とする同社が手掛けたホンダ「CRF250L」とヤマハ「セロー250」のカスタムモデルを見てみよう。
レポート:若林浩志

ダートフリークとは?

国内にとどまらず世界的にもトップクラスのオフロードパーツメーカーである、ダートフリーク。ZETADRCDFGUNITなどの多彩なオリジナルブランドを擁し、さまざまなアイテムを展開している。オフロードパーツにおいて圧倒的な知名度を誇るが、ヨシムラなどのオンロードレーサーにも採用されているなど、ロード向けパーツでも高い評価を得ているのだ。

画像: ダートフリークとは?

パーツだけでなく、オリジナル電動キッズバイクやオリジナル自転車の開発・販売、さらにはオフロードコース運営も行う。詳しくは公式HPを見てほしい。

また、オウンドメディアも展開しているので、こちらも要注目。

ダートフリークがカスタムしたホンダ「CRF250L」
“CRF250L DUAL X”

そんなダートフリークが作り上げたCRF250L DUAL X。オフロードとオンロードのいずれにおいても上質な走りを実現するために作り上げられたカスタムモデルだ。

画像: ダートフリークがカスタムしたホンダ「CRF250L」 “CRF250L DUAL X”

そのコンセプトは、公式PVを観てもらうのがわかりやすいだろう。

画像: 『CRF250L DUAL X 』ON&OFF 走るフィールドに境界線はない Long ver. www.youtube.com

『CRF250L DUAL X 』ON&OFF 走るフィールドに境界線はない Long ver.

www.youtube.com

許容度の高いライディングポジション

まず目を引くのが、ポジションへのこだわり。スポーツライディングにおいて非常に重要な要素であるハンドル位置については、ZETAトリプルクランプキットを採用することで16通りのポジション変更を可能にしている。

シートジョイによるワンオフフラットシートは、前後のポジション移動をスムーズに弧なうことが出来る逸品。フットポジションについては、DRCワイドフットペグ、ZETAトリガーブレーキペダルにより、オフロードブーツでの操作性やスタンディングにも対応している。

徹底した足回りの作り込み

リアサスのスプリングはDRCハードスプリングを用いることで、タフなシーンでも破綻のない走りを実現。さらに調整可能なZETAアジャスタブルロワーリングリンクにより、リアサスペンションのセッティング幅を拡大している。

フロントにもZETAフロントフォークトップキャップを装着することで、サスセッティングの調整幅を拡大。さらにカシマコートにより、よりスムーズな動作を可能にしている。

前後ホイールはZ-WHEELのアルミホイールキット。軽量化による効果はあらゆるシーンで効果的。また美しい仕上がりは、見るものの気持ちを盛り上げてくれる。

軽量化は、あらゆるシーンで有効

各種アルミパーツの採用により全面的に軽量化が行われているが、中でも特に効果が大きいポイントといえば、やはりエキゾーストパイプ、そしてサイレンサーだろう。
DELTAバレル4-SサイレンサーにDELTAトルクヘッドパイプを組み合わせることで、大幅な軽量化と排気系の向上を実現。

また見た目ではわからないが、バッテリーをリチウムイオンバッテリーであるタフスターバッテリーに置き換えることで、2.2kg以上の軽量化を実現している。

ガード類の充実

オフロードモデルのモディファイでは、もはや定番必須アイテムのZETAプロアーマーハンドガードで手元をしっかりとガード。さらにZETAハンドガードサイドマウントを装着することで、より高いプロテクションを実現している。

アンダーガードは、ZETAスキッドプレート。エンジンやアンダーフレームをしっかりと保護してくれる。

ノーマルからイメージを大きく変更できるCRF250L DUAL Xのグラフィックデカールも数量限定で発売予定。
詳しくは公式HPや公式Twitterにて。

Twitter: @df_moto tweet

twitter.com

ダートフリークがカスタムしたヤマハ「セロー250」
“SEROW250 GIRLS”

ツーリングライダーに絶大な支持を得る名車・セロー250をベースに「女性ライダーがよりライディングしやすくなる」というコンセプトで作り上げたSEROW250 GIRLS

画像: ダートフリークがカスタムしたヤマハ「セロー250」 “SEROW250 GIRLS”

足つき性の向上

停車時のみならず、全ての動作に影響するローダウンは、バイクに乗るということのハードルを下げるカスタム。SEROW250 GIRLSでは、DRCローダウンリンクキットで車高を31mmダウン。大幅な足つき性の向上を実現している。

ローダウンに必須なショートサイドスタンドは、ZETA鍛造キックスタンドでノーマル比-25mmに仕上げられている。

操作性の向上

クラッチレバーをZETAピボットパーチCPにすることで、クラッチの重さを大幅に軽減。さらに手の小さな女性でも負担なく操作できるよう、グリップをZETAベースグリップスリムに置き換えてグリップ経を細くしている。

ハンドルバーは、ZETA COMPバーのモタードローにすることで、コンパクトで取り回しの容易なポジションにセッティングされる。

軽量化

より気軽にバイクを楽しむためには、車体重量の軽減も大きな要素。
重量物であるサイレンサーをDELTA4バレル4-Sにすることで、純正の半分以下に軽量化されている。

ナンバーベースをDRCエッジテールライトホルダーにコンバート。これは見た目だけではなく、車体中心から離れたところになるほど軽量化の恩恵は大きいという観点から。

万が一の転倒でもダメージを最小限に

転倒時のダメージを最小限にするため、ZETA EDスキッドプレートやZETAアーマーハンドガード、ZETAライトガードなど、各部を徹底的にガード。
ライダーのみならず車両のダメージも大幅に軽減してくれる。

ダートフリークの公式YouTubeチャンネルでは、解説&走行動画が公開されている。webオートバイでもおなじみの梅本まどかさんがSEROW250 GIRLSで林道走行にチャレンジしているぞ。

画像: 梅本まどかさん ガールズセローで林道初体験(前編) www.youtube.com

梅本まどかさん ガールズセローで林道初体験(前編)

www.youtube.com
画像: 梅本まどかさん ガールズセローで林道初体験(後編) www.youtube.com

梅本まどかさん ガールズセローで林道初体験(後編)

www.youtube.com

名古屋モーターサイクルショー特設サイトも要チェック

ダートフリークによる第1回 名古屋モーターサイクルショー特設サイトでも上記車両の解説が行われている。走行写真や各部解説だけでなく、360度ビューも公開中だ。

画像: www.dirtfreak.co.jp
www.dirtfreak.co.jp

レポート:若林浩志

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