アメリカ初のモーターサイクルカンパニーとして、1世紀以上の歴史を誇るインディアンモーターサイクル。この記事では、スカイバーとビキニカウルの組み合わせで異色のボバーを演出した「スカウト ローグ」を紹介しよう。
文:小松信夫、ゴーグル編集部/写真:柴田直行
インディアン「スカウト ローグ」の特徴
徹底してクールでダークなイメージを演出
インディアンの象徴ともいうべき名車の名を受け継ぐスカウトを、アグレッシブに進化させた新たなバリエーションのスカウト ローグが2022年モデルで登場。
その特徴はまずスタイリング。ロー&ロングでモダンな雰囲気のスカウトに、コンパクトなビキニカウル、バーエンドミラーも目立つエイプハンガーハンドル、スポーティなシート、19インチフロントホイールなどを装着。
クールでダークなイメージのボディカラーに合わせ、足回りやエンジンなどをブラックアウトし、ハードでアグレッシブな雰囲気へと大胆にイメージチェンジ。
低回転域から大トルクを発揮する1133cc水冷DOHC Vツインエンジンなど、活発な走りを可能にするメカニズムはスタンダードなスカウトのものが受け継がれている。
インディアン「スカウト ローグ」各部装備・ディテール解説
インディアン「スカウト ローグ」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2274×995×1181㎜ |
ホイールベース | 1576mm |
シート高 | 649mm |
車両重量 | 250kg(燃料満載時) |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒 |
総排気量 | 1133cc |
ボア×ストローク | 99×73.6mm |
最大トルク | 97Nm/5600rpm |
燃料タンク容量 | 12.5L |
変速機形式 | 6速リターン |
タイヤサイズ(前・後) | 130/60B19・150/80B16 |
メーカー希望小売価格 | 194万9000円〜205万9000円(消費税10%込) |
文:小松信夫、ゴーグル編集部/写真:柴田直行