アメリカ初のモーターサイクルカンパニーとして、1世紀以上の歴史を誇るインディアンモーターサイクル。この記事では、ロングツーリングを快適にする装備を多数備えた「ロードマスター」を紹介しよう。
文:小松信夫、ゴーグル編集部/写真:松川 忍
インディアン「ロードマスター」解説
今も昔も変わらぬスタイリングはロングトリップに必要不可欠
インディアンらしさに溢れるクラシカルでゴージャスなスタイルに、しかも高性能というツーリングクルーザー。
伝統的なディテールを盛り込んだユニークなスタイリングとともに、優れた快適性、走行安定性を実現する大柄な車体にはライドコマンドで動作する7インチタッチスクリーンや、パッセンジャー側、ライダー側で独立制御が可能なヒーター付きシート、走行中でもクリアな音質のオーディオ、大容量カーゴスペースなどで快適さを追求。
もちろんLEDライトやキーレスエントリー、ライドモード、クルーズコントロールといった、ライディングをサポートする装備も充実している。
400kgを超える車重だが、大排気量Vツイン・サンダーストローク116エンジンが低回転から発揮する171Nmという豊かなトルクによって軽々と走り、長時間の連続走行も苦にしない。
インディアン「ロードマスター」各部装備・ディテール解説
インディアン「ロードマスター」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2565×1022×1490㎜ |
ホイールベース | 1668mm |
シート高 | 673mm |
車両重量 | 412kg(燃料満載時) |
エンジン形式 | 空冷4ストOHV2バルブV型2気筒 |
総排気量 | 1890cc |
ボア×ストローク | 103.2×113mm |
最大トルク | 171Nm/3000rpm |
燃料タンク容量 | 20.8L |
変速機形式 | 6速リターン |
タイヤサイズ(前・後) | 130/80B17・180/60R16 |
メーカー希望小売価格 | 435万2000円〜460万2000円(消費税10%込) |
文:小松信夫、ゴーグル編集部/写真:松川 忍