ロイヤルエンフィールド「INT650 ブラックミラー」「コンチネンタルGT650 ブラックミラー」の特徴
美しいブラッククローム仕上げが光る創業120周年記念モデル
アップハンドルを採用した、オーソドックスなスタイルのロードスターである「INT 650」と、セパレートハンドルやシングルシートを備え、魅力的なカフェレーサールックとした「コンチネンタルGT 650」。650cc空冷並列ツインエンジンを搭載したこの2台の人気モデルをベースに、120周年アニバーサリーエディションである「INT 650 ブラックミラー」と「コンチネンタルGT 650 ブラックミラー」は開発された。
いずれもイギリスとインドの合同チームによってデザインされ、2021年11月にイタリア・ミラノで開催された「EICMA2021」で初公開。スポーティさの中に120年におよぶ歴史を感じさせるルックスで注目を集めていた。
両モデルの車名にもなっている燃料タンクの「ブラックミラー」カラーは、持続可能かつ環境に優しい手法によるクロームメッキ処理で実現。一際美しい輝きを放ち、クラシカルなスタイルを引き立てている。
そこに装着されている、ロイヤルエンフィールドの頭文字「RE」を象った独特な真鍮製タンクバッジは、インド・タミル・ナードゥ州で、クンバコナム寺院のための真鍮の彫像を作る職人である「Sirpi Senthil」家によるハンドメイド。また、タンク上面には限定モデルの証であるシリアルナンバーも刻印。
ヘッドライト上には、スタンダードモデルには装着されていない小型のスクリーンを装着して、スポーティな雰囲気を盛り上げる。
空冷エンジンやサイレンサーをはじめ、エンジンガード、ヒールガード、バーエンドミラー、スポークホイールなどが全てブラックで統一され、精悍さも強調。サイドパネルには記念モデルであることを示すデカールもあしらわれている。
それぞれのシートはブラウンの表皮を用いた上質な造りの専用品で、ハンドルのグリップも同じくブラウンのものを装着するなど、細部にこだわってロイヤルエンフィールドらしいクラシカルなイメージを演出。
ロイヤルエンフィールド「INT650 ブラックミラー」「コンチネンタルGT650 ブラックミラー」の価格・販売台数
このロイヤルエンフィールドの創業120周年を記念したアニバーサリーエディションは、世界全体で480台のみを限定発売。アジア太平洋地域には120台が割り当てられていて、日本向けは「INT 650 ブラックミラー」が7台、「コンチネンタルGT 650 ブラックミラー」が17台の合計24台。
税込価格は、「INT 650 ブラックミラー」が108万1300円で、「コンチネンタルGT 650 ブラックミラー」は112万8600円。日本では2022年5月中旬頃に発売される予定だという。
【アンケート】 あなたはどちらのモデルが好きですか?
お好きなモデルをポチっとお選びください。投票後、集計結果をご覧いただけます。
投票ありがとうございました。
ロイヤルエンフィールド「INT650 ブラックミラー」の主なスペック
全長×全幅×全高 | 2119x788x1120mm |
シート高 | 805mm |
車両重量 | 217g |
エンジン形式 | 空冷4ストOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 648cc |
最高出力 | 47bhp/7150rpm |
最大トルク | 52.3Nm/5150rpm |
変速機形式 | 6速リターン |
燃料タンク容量 | 13.7L |
タイヤサイズ(前・後) | 100/90-18・130/70-18 |
ブレーキ形式(前・後) | φ320mmディスク・φ240mmディスク |
ロイヤルエンフィールド「コンチネンタルGT650 ブラックミラー」の主なスペック
全長×全幅×全高 | 2119x745x1067mm |
シート高 | 820mm |
車両重量 | 212g |
エンジン形式 | 空冷4ストOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 648cc |
最高出力 | 47bhp/7150rpm |
最大トルク | 52.3Nm/5150rpm |
変速機形式 | 6速リターン |
燃料タンク容量 | 12.5L |
タイヤサイズ(前・後) | 100/90-18・130/70-18 |
ブレーキ形式(前・後) | φ320mmディスク・φ240mmディスク |
まとめ:小松信夫