ヤマハ発動機が2022年6月15日、「YZF-R3 ABS」をベースにした限定モデル「YZF-R3 ABS WGP 60th Anniversary」を発売した。
ヤマハ「YZF-R3 ABS WGP 60th Anniversary」の特徴
世界GP参戦60周年カラーがYZF-R3にも登場
“毎日乗れるスーパーバイク”がコンセプトの扱いやすい250ccスーパースポーツ「YZF-R25 ABS」をベースに、エンジンの排気量を320ccに拡大してパワーアップ。軽量なフルカウルボディをより力強く走らせることができる「YZF-R3 ABS」。
「YZF-R3 ABS WGP 60th Anniversary」は、先んじて「YZF-R1」などのモデルに採用されていた、ヤマハの世界GP参戦60周年記念カラーであるシルキーホワイトを採用。
白地に赤いストロボライン、黄色いゼッケンベースという往年のGPレーサー、YZR500を想わせるデザインで、ゴールドのホイールやブラック仕上げのブレーキレバー&クラッチレバー、イエローのリアサスペンションスプリングも装着。同時に登場した「YZF-R25 ABS WGP 60th Anniversary」と基本的に共通のボディカラーだ。
また、エンジンは新たに平成32年排出ガス規制に対応する仕様のエンジンとなったが、42PSという最高出力は従来モデルと同様。
限定台数は「YZF-R25 ABS WGP 60th Anniversary」と同じく240台。税込価格は72万3800円だ。
ヤマハ「YZF-R3 ABS WGP 60th Anniversary」の主なスペック
全長×全幅×全高 | 2090×730×1140mm |
ホイールベース | 1380mm |
シート高 | 780mm |
キャスター角 | 25° |
トレール | 95mm |
車両重量 | 169kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 320cc |
ボア×ストローク | 68×44.1mm |
圧縮比 | 11.2 |
最高出力 | 42PS/10750rpm |
最大トルク | 3.1kg・m/9000rpm |
変速機形式 | 6速リターン |
燃料タンク容量 | 14L |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70R17・140/70R17 |
ブレーキ形式(前・後) | ディスク・ディスク |
まとめ:小松信夫