Ninja ZX-25Rが登場するまで、カワサキのトップモデルとして250ccスポーツクラスを牽引してきた2気筒モデルのニンジャ250。4気筒車が登場してもその魅力は変わることはなく、弾けるような高回転域でのパワーと軽快なフットワークが光る。最新型に試乗しながら、その魅力をお伝えしよう。
文:太田安治、オートバイ編集部/写真:赤松 孝

カワサキ「Ninja250」ライディングポジション・足つき性

シート高:795mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg

画像: カワサキ「Ninja250」ライディングポジション・足つき性

ゆったりとしたライディングポジションで、長時間走行での快適性はクラストップレベル。前モデルよりシート高は10mm高くなったがシート形状の工夫などもあり、実際の足つき性は向上している。

カワサキ「Ninja250」各部装備・ディテール解説

画像: 2022年モデルは「キャンディパーシモンレッド×メタリックグラファイトグレー」と「メタリックカーボングレー×メタリックフラットスパークブラック」の2色。KRTカラーはなくなった。

2022年モデルは「キャンディパーシモンレッド×メタリックグラファイトグレー」と「メタリックカーボングレー×メタリックフラットスパークブラック」の2色。KRTカラーはなくなった。

画像: ダウンドラフト吸気を採用して、スロットルバルブを大径化。37PSというパワーは2気筒モデルの中でもCBR250RRに次いで強力だ。

ダウンドラフト吸気を採用して、スロットルバルブを大径化。37PSというパワーは2気筒モデルの中でもCBR250RRに次いで強力だ。

画像: ブレーキには310mm径の放熱性に優れたペータルディスクを装備。フォークは41mmの正立タイプを採用。

ブレーキには310mm径の放熱性に優れたペータルディスクを装備。フォークは41mmの正立タイプを採用。

画像: 試乗車の装着タイヤはダンロップのGT601、リアサスはユニトラック。アシスト&スリッパークラッチも標準装備する。

試乗車の装着タイヤはダンロップのGT601、リアサスはユニトラック。アシスト&スリッパークラッチも標準装備する。

画像: Ninja ZX-6Rなど、ニンジャシリーズに共通のファミリーフェイスを採用。ヘッドライトは眼光鋭い2眼式のLEDだ。

Ninja ZX-6Rなど、ニンジャシリーズに共通のファミリーフェイスを採用。ヘッドライトは眼光鋭い2眼式のLEDだ。

画像: メーターはアナログのタコメーターと反転表示の液晶モニターとの組み合わせ。ギアポジションインジケーターなども備える。

メーターはアナログのタコメーターと反転表示の液晶モニターとの組み合わせ。ギアポジションインジケーターなども備える。

画像: タンデムシート表皮は滑りにくいタイプ。シート下の収納スペースは内部のフタが開閉する、上下セパレート構造となっている。

タンデムシート表皮は滑りにくいタイプ。シート下の収納スペースは内部のフタが開閉する、上下セパレート構造となっている。

画像: 2分割シートは簡単に着脱可能。タンデムシート下にはフタつきの収納スペースを用意する。写真のETC2.0車載器はオプション。

2分割シートは簡単に着脱可能。タンデムシート下にはフタつきの収納スペースを用意する。写真のETC2.0車載器はオプション。

画像: Ninja ZX-10Rを筆頭に6R、25Rと、フルカウルスポーツモデルには共通のLEDテールランプを採用。イメージの統一化を図っている。

Ninja ZX-10Rを筆頭に6R、25Rと、フルカウルスポーツモデルには共通のLEDテールランプを採用。イメージの統一化を図っている。

カワサキ「Ninja250」主なスペック・価格

全長×全幅×全高1990×710×1125mm
ホイールベース1370mm
最低地上高145mm
シート高795mm
車両重量166kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量248cc
ボア×ストローク62.0×41.2mm
圧縮比11.6
最高出力27kW(37PS)/12500rpm
最大トルク23N・m(2.3kgf・m)/10000rpm
燃料タンク容量14L
変速機形式6速リターン
キャスター角24.3゜
トレール量90mm
タイヤサイズ(前・後)110/70-17M/C 54H・140/70-17M/C 66H
ブレーキ形式(前・後)Φ310mmシングルディスク・Φ220mmシングルディスク
メーカー希望小売価格64万4500円(消費税10%込)

文:太田安治、オートバイ編集部/写真:赤松 孝

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