ヤマハ発動機の125cc3輪スクーター「トリシティ125」と、その排気量を拡大してパワーアップを図った「トリシティ155」がモデルチェンジ。両モデル共にヨーロッパ向けの2022年モデルとして発売されるとヤマハが2022年5月5日に発表した。

【特徴】ヤマハ「トリシティ125」「トリシティ155」2022年モデル・欧州仕様車

画像: YAMAHA TRICITY125 欧州仕様・2022年モデル 総排気量:124cc エンジン形式:水冷4ストOHC4バルブ単気筒 シート高:785mm 車両重量:168kg

YAMAHA TRICITY125
欧州仕様・2022年モデル

総排気量:124cc
エンジン形式:水冷4ストOHC4バルブ単気筒
シート高:785mm
車両重量:168kg

画像: YAMAHA TRICITY155 欧州仕様・2022年モデル 総排気量:155cc エンジン形式:水冷4ストOHC4バルブ単気筒 シート高:785mm 車両重量:172kg

YAMAHA TRICITY155
欧州仕様・2022年モデル

総排気量:155cc
エンジン形式:水冷4ストOHC4バルブ単気筒
シート高:785mm
車両重量:172kg

最新仕様のLMWで安定感向上、エンジン効率アップで燃費も改善!

2014年にデビューした「トリシティ125」は、ヤマハ独自のLMWテクノロジーを取り入れたフロント2輪レイアウトを採用。3輪ならではの高い安定感と同時に、ホイールを傾けられる機構によって2輪車的な軽快さを併せ持つユニークなモデル。

画像1: 【特徴】ヤマハ「トリシティ125」「トリシティ155」2022年モデル・欧州仕様車

それにプラスして125ccスクーターらしい扱いやすさ、高い経済性も併せ持つ実用的なモデルとして注目を集め、現在までモデルチェンジを繰り返して完成度を高めてきた。

画像2: 【特徴】ヤマハ「トリシティ125」「トリシティ155」2022年モデル・欧州仕様車

今回のモデルチェンジでも、これまでも高く評価されてきた「トリシティ125」「トリシティ155」の、扱いやすい車体レイアウトは受け継がれている。しかし、最大の特徴であるLMW機構は、上位モデルの「トリシティ300」や、大排気量LMWスポーツの「ナイケンGT」などにも採用された最新のものとなっている。

画像3: 【特徴】ヤマハ「トリシティ125」「トリシティ155」2022年モデル・欧州仕様車

これに合わせ、ホイールベース延長などのディメンションの見直しや剛性の向上が図られた新しいフレームも採用。同時にツインショック形式のリアサスペンションも、スムーズな動作と安定性の高さを実現する新タイプに。3輪ならではの絶大な安心感を磨き上げ、さらに自然で素直なハンドリングを実現した。ブレーキは、「トリシティ125」は前後連動式のUBS、「トリシティ155」はABSを採用。

画像4: 【特徴】ヤマハ「トリシティ125」「トリシティ155」2022年モデル・欧州仕様車

可変バルブ機構・VVAを備える水冷単気筒のエンジンは、最新の排ガス規制であるEURO5に対応。効率を高めるために吸気バルブ径の拡大などの改良を受けた新しいシリンダーヘッドと鍛造ピストンが与えられた。125・155共に最高出力や最大トルク、発生回転数などのスペックは僅かに変わっているが、活発な動力性能はそのまま。

画像5: 【特徴】ヤマハ「トリシティ125」「トリシティ155」2022年モデル・欧州仕様車

新たにエンジンの制御を統合したスタータージェネレーターコントロールユニットも採用。これによって実現された、停車時にアイドリングを止めるストップ&スタートシステムなども合わせて、両モデルで燃費も向上している。

画像6: 【特徴】ヤマハ「トリシティ125」「トリシティ155」2022年モデル・欧州仕様車

フレームなどは大きく改良されたが、フロント周りの存在感の強い独特のスタイリングについては、各部の変更に合わせて細部をリファインする程度で従来モデルのイメージを受け継いでいる。そんな中でもヘッドライトユニットについては、リフレクターのデザインを変更することで、照射範囲を改善したものを装着。

画像7: 【特徴】ヤマハ「トリシティ125」「トリシティ155」2022年モデル・欧州仕様車

また、センタートンネルが無くフラットな形状で使い勝手の良いフットボードについても、スペースを拡大することでこれまで以上に快適なライディングを可能とした。

画像8: 【特徴】ヤマハ「トリシティ125」「トリシティ155」2022年モデル・欧州仕様車

新しい大型液晶メーターは、メーターとして視認性に優れているのに加えて、すでにNMAXなどのヤマハ製スクーターにも採用されている、MyRideアプリをインストールしたスマートフォンとの連携機能も搭載。

画像9: 【特徴】ヤマハ「トリシティ125」「トリシティ155」2022年モデル・欧州仕様車

また、ライダーがキーを身につけていれば、キーレスでエンジン始動などの操作が可能なスマートキーも採用されている。155にのみ、フロント右側の収納スペースに電源ソケットを用意。

画像10: 【特徴】ヤマハ「トリシティ125」「トリシティ155」2022年モデル・欧州仕様車

もちろんスクーターには必須の装備といえるシート下の収納スペースも、従来モデルと同様に装備している。

画像: 【公式動画】2022 Yamaha Tricity 125. Love the way I move! www.youtube.com

【公式動画】2022 Yamaha Tricity 125. Love the way I move!

www.youtube.com

【カラー】ヤマハ「トリシティ125」「トリシティ155」2022年モデル・欧州仕様車

欧州で販売される新型「トリシティ125」および新型「トリシティ155」のボディカラーは、サンドグレー、ペトロールブルー、マットグレーの3色となる。

トリシティ125

画像: トリシティ125(サンドグレー)

トリシティ125(サンドグレー)

画像: トリシティ125(ペトロールブルー)

トリシティ125(ペトロールブルー)

画像: トリシティ125(マットグレー)

トリシティ125(マットグレー)

トリシティ155

画像: トリシティ155(サンドグレー)

トリシティ155(サンドグレー)

画像: トリシティ155(ペトロールブルー)

トリシティ155(ペトロールブルー)

画像: トリシティ155(マットグレー)

トリシティ155(マットグレー)

【アンケート】あなたはどのカラーが好きですか?

トリシティ125のお好きなカラーをポチっとお選びください。投票後、集計結果をご覧いただけます。

  • 画像1: ヤマハ「トリシティ125」「トリシティ155」がモデルチェンジ! 2022年型が欧州で登場
    サンドグレー
  • 画像2: ヤマハ「トリシティ125」「トリシティ155」がモデルチェンジ! 2022年型が欧州で登場
    ペトロールブルー
  • 画像3: ヤマハ「トリシティ125」「トリシティ155」がモデルチェンジ! 2022年型が欧州で登場
    マットグレー
  • 画像4: ヤマハ「トリシティ125」「トリシティ155」がモデルチェンジ! 2022年型が欧州で登場
    サンドグレー
    46
    1198
  • 画像5: ヤマハ「トリシティ125」「トリシティ155」がモデルチェンジ! 2022年型が欧州で登場
    ペトロールブルー
    32
    830
  • 画像6: ヤマハ「トリシティ125」「トリシティ155」がモデルチェンジ! 2022年型が欧州で登場
    マットグレー
    22
    569

投票ありがとうございました。

【主なスペック】ヤマハ「トリシティ125」「トリシティ155」2022年モデル・欧州仕様車

全長×全幅×全高1995×750×1215mm
ホイールベース1410mm
シート高785mm
車両重量168kg(172kg)
エンジン形式水冷4ストOHC4バルブ単気筒
総排気量124cc(155cc)
ボア×ストローク52×58.7mm(58×58.7mm)
圧縮比11.2(11.6)
最高出力9.0kW/8000rpm(11.1kW/8000rpm)
最大トルク11.2Nm/6000rpm(14.0Nm/6500rpm)
変速機形式CVT
燃料タンク容量7.2L
タイヤサイズ(前・後)90/80-14・130/70-13
ブレーキ形式(前・後)ディスク・ディスク
※()内は155

まとめ:小松信夫

This article is a sponsored article by
''.