老舗ブランド・ランブレッタをはじめ、世界のさまざまなスクーターを日本で販売しているモータリスト合同会社が、新たにイギリス生まれのスクーターブランド、ロイヤル・アロイの取り扱いを開始した。

バイクメーカー「ロイヤル・アロイ」とは?

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「リアル・クラシック」を標榜するイギリスの新たなメーカー「ロイヤル・アロイ」

イギリス中西部、ウィガンに本拠を置くロイヤル・アロイ。代表のスティーブ・オリバー氏は、イギリスでインポーターとして長年ランブレッタなど数多くのスクーターを紹介、販売してきた経験から、1960〜70年代のクラシックなスクーターの魅力である、個性的なスタイリングと造りを現代に再現することをテーマにしてロイヤル・アロイを創業。

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「リアル・クラシック」を標榜しているロイヤル・アロイのスクーターは、かつてのスクーターの多くが採用していたような、現代のスクーターでは唯一となるフル・スチール製のボディが特徴。構造だけではなく流麗なフェンダー、レッグシールド、サイドカバーなど、スタイリングもクラシカルな雰囲気に溢れている。これも往年の名車たちを3Dスキャンしたデータを参考にしてデザインされたという。

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走りを支えるメカニズム、その中心である125ccエンジンは現代の技術で開発されたもので、EURO5対応の空冷と水冷の2タイプをラインナップ。ミッションは、もちろん一般的なスクーターのようなCVTを用いた無段階変速。ホイール径は前後12インチ、ブレーキは前後ともディスクで前後連動のCBSも採用。メーターもモダンな液晶パネルを使用するなど、現代的な性能と扱いやすさ、装備を兼ねそなえる。

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今回日本に上陸したのはロイヤル・アロイのラインナップの中心である2つのモデル、「GPシリーズ」と「TGシリーズ」。いずれもクラシック・ランブレッタを範にとった美しいスタイルが特徴で、基本的なメカニズムも共通だ。

ロイヤル・アロイ「GP」シリーズの特徴

画像1: ロイヤル・アロイ「GP」シリーズの特徴

「GPシリーズ」はランブレッタの「シリーズ3」をモチーフにしたモデル。中でも最もスポーティで人気を集めたDL/GPシリーズのプレスラインを忠実に再現しているのをはじめ、独特な形状のヘッドライトなど、クラシカルなスポーティさ満点の仕上がり。

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空冷エンジンを搭載したスタンダードモデル「GP125」と、水冷エンジンを積んだ上級モデル「GP125S」の2タイプをラインナップ。ボディカラーはフレイム・レッド、ミッドナイト・グレー、オーシャン・ブルー、マット・ブロンズなど単色14タイプ、ウルトラ・ブルー&アイボリー、オデッセイ・レッド&アイボリーなど2トーン3タイプの計17タイプが用意されていて、豊富なカラーの中から選択できるというのも魅力。

ロイヤル・アロイ「TG」シリーズの特徴

画像1: ロイヤル・アロイ「TG」シリーズの特徴

もう一方の「TGシリーズ」のモチーフは、1960年代のランブレッタ「シリーズ2」。美しく丸みを帯びたフレアライン、スタイリッシュなシートが目立つ、オリジナルの上質で流麗な雰囲気が巧みに再現されたレトロ感抜群なスタイルだ。

画像2: ロイヤル・アロイ「TG」シリーズの特徴

「GPシリーズ」と同じく、「TGシリーズ」でも空冷エンジンのスタンダードモデル「TG125」と、水冷エンジンの上級モデル「TG125S」の2タイプが用意されている。ボディカラーはオデッセイ・レッド、ジェット・ブラックなど単色4タイプ、グレー&アイボリー、フレイム・レッド&アイボリーなど2トーン5タイプの計9タイプが揃う。

日本での販売価格

画像: 日本での販売価格

ロイヤル・アロイの税込価格は、スタンダードな「GP125」と「TG125」がいずれも63万8000円。上級モデルである「GP125S」と「TG125S」は84万7000円だ。

まとめ:小松信夫

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