日本のメーカーのモデルとはひと味違った個性が、外国車を選ぶ大きな理由のひとつ。特にスポーツモデルになると、メーカーのものづくりの思想がマシンに色濃く反映されていて面白い。KTMの大ヒットモデル・250デュークも個性際立つ1台だ。2022年モデルはLEDヘッドライト採用で一層精悍に進化している。
文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸、森 浩輔

KTM「250 DUKE」ライディングポジション・足つき性

シート高:830mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg

画像: KTM「250 DUKE」ライディングポジション・足つき性

上半身はアップライトながら、スポーツライディングに必要な積極的な操作をしやすいポジション。身長163cmだとかかとが少し浮くが、軽量な車体で取り回しもしやすく、ビギナーでも不安はない。

KTM「250 DUKE」各部装備・ディテール解説

画像: 2022年モデルはブラックとシルバー、2色のボディカラーをラインアップ。撮影車のシルバーはホイールをブラック仕上げとしたシックなダーク仕様で、もうひとつのブラックはホイールがオレンジとなる。

2022年モデルはブラックとシルバー、2色のボディカラーをラインアップ。撮影車のシルバーはホイールをブラック仕上げとしたシックなダーク仕様で、もうひとつのブラックはホイールがオレンジとなる。

画像: エンジンは249ccの水冷4ストロークDOHCシングル。スペックは30PSだが、パワー感はメリハリの効いたもの。

エンジンは249ccの水冷4ストロークDOHCシングル。スペックは30PSだが、パワー感はメリハリの効いたもの。

画像: WP製のΦ43mm倒立フォーク、ラジアルマウントキャリパー、ラジアルタイヤと足回りは非常に豪華。これもデュークの大きな魅力。

WP製のΦ43mm倒立フォーク、ラジアルマウントキャリパー、ラジアルタイヤと足回りは非常に豪華。これもデュークの大きな魅力。

画像: 試乗車はメッツラーのラジアルタイヤを装着。スイングアームは補強部分が見える、ユニークな「裏組み」タイプ。

試乗車はメッツラーのラジアルタイヤを装着。スイングアームは補強部分が見える、ユニークな「裏組み」タイプ。

画像: スラントした独特の形状を持つヘッドライトはデュークシリーズ共通のアイデンティティ。今回からLEDヘッドライトを新採用。

スラントした独特の形状を持つヘッドライトはデュークシリーズ共通のアイデンティティ。今回からLEDヘッドライトを新採用。

視認性の高い大型液晶デジタルメーターを採用。照明色はKTMのイメージカラーでもあるオレンジだ。

画像: シートは滑りにくい表皮を採用。スポーツモデルながらクッションもしっかりとしたものが採用され、座り心地も上々だ。

シートは滑りにくい表皮を採用。スポーツモデルながらクッションもしっかりとしたものが採用され、座り心地も上々だ。

画像: 前後シートは簡単に着脱可能で、メンテナンス性も高い。タンデムシート下には、小物程度なら収納可能なスペースも用意。

前後シートは簡単に着脱可能で、メンテナンス性も高い。タンデムシート下には、小物程度なら収納可能なスペースも用意。

画像: テールランプはシンプルなLED。ウインカーも小型のLEDを採用し、リアまわりはすっきりとした印象でまとめられている。

テールランプはシンプルなLED。ウインカーも小型のLEDを採用し、リアまわりはすっきりとした印象でまとめられている。

KTM「250 DUKE」主なスペック・価格

全長×全幅×全高NA
ホイールベース1357mm
最低地上高185mm
シート高830mm
車両重量146kg (乾燥)
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
総排気量249cc
ボア×ストローク72.0×61.1mm
圧縮比12.5
最高出力22kW(30PS)/9000rpm
最大トルク24N・m(2.4kgf・m)/7250rpm
燃料タンク容量13.4L
変速機形式6速リターン
キャスター角65゜
トレール量95mm
タイヤサイズ(前・後)110/70ZR17M・150/60ZR17
ブレーキ形式(前・後)Φ300mmディスク・Φ230mmディスク
メーカー希望小売価格65万円(消費税10%込)

文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸、森 浩輔

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