BMWが2022年6月8日、モナコで開催されているスーパーカーやプレミアムカーのイベント「トップ・マルケス・モナコ2022」で、レトロなスタイルと大排気量フラットツインエンジンが魅力のビッグクルーザー「R18」をベースにしたスペシャルカスタムモデル「R18マグニフィカ」を公開した。
BMW「R18マグニフィカ」とは?
アンドレア・レダエリ率いるイタリアのカスタム工房、ラディカルチョッパーによって製作された「R18マグニフィカ」は、BMW・Rシリーズの戦前モデル、中でも1925年に登場した「R37」からインスパイアを受けた個性的なスタイルが特徴。
その特徴的なディテールを飾るパーツは、基本的にCADなどは用いずに手描きのスケッチをもとにデザインされ、全身に真鍮、アルミニウム、木材といった素材を多用。
ありとあらゆる部分は、優れた職人の手仕事によって仕上げられ磨き上げられ、クラシカルでゴージャス、まるで工芸品のような雰囲気を纏っていて、圧倒的な存在感を感じさせる。
例外は、アルミの塊からコンピューター制御で機械加工されたホイールのみ。しかし、ラディカルチョッパーの作品らしい個性的なデザインのテイストは一貫している。
まとめ:小松信夫