この記事では、同企画内で「50クラス(~50cc)」にカテゴライズされる、ビジネス向けの原付一種モデルをまとめて紹介します。
Honda BENLY/BENLY PRO
H-058(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
水冷eSPエンジンを搭載するビジネス向け50ccスクーター。
2017年モデルで平成28年度排出ガス規制に適合し、最大積載量を30kgとした。バリエーションモデルの「PRO」は大型のフロントバスケット、リアキャリア、ナックルバイザー、ポジションランプなどを装備し、フットブレーキを採用するデリバリー仕様。
Honda BENLY e:l/BENLY e:l PRO
H-059(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
法人向けビジネス電動スクーターであるベンリィeシリーズ、その原付一種モデルがベンリィe:Ⅰ。
主な違いは核となるEVシステムで、モーターの定格出力・最大出力は原付二種モデルのe:llより低いが、1充電あたりの航続距離は長くなっている。車体構成、後進アシスト機能などはe:llと共通だが、ヘッドライトにはLEDが採用されている。
Honda GYRO X [スタンダード]/[ベーシック]
H-060(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
3輪ビジネススクーターとして、さまざまな用途に活用されているジャイロX。
後輪の浮きを押さえるスイング機構、ディファレンシャルギアにより旋回時の後輪回転差を調整するなど、後2輪ならではの構造が特徴。
スクリーンと前後キャリアを装着するスタンダードと、装備を簡素化したベーシックの2タイプが用意されている。
Honda GYRO CANOPY
H-061(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
3輪ビジネススクーターのジャイロXをベースに、フロントマスク一体の大型スクリーンとルーフを装備した全天候モデル。
大型のウインドスクリーンには電動ウインドスクリーン・ウォッシャーとダブルリンク式のワイパーも備える。2008年にエンジンが4ストローク化されると共に、リアタイヤが6インチから8インチへとサイズアップされた。
Honda GYRO e:
H-062(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
3輪の安定感ある車体に大型の低床リアデッキを備える、法人向けビジネス用電動スクーター。
電源には交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack(モバイルパワーパック)」を使用し、スイッチで作動する後進アシスト機能も装備。一充電あたりの走行距離は72km(30km/h定地走行テスト値)とアナウンスされている。
Honda GYRO CANOPY e:
H-063(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
大型スクリーンとルーフにデッキタイプの荷台を備えるジャイロキャノピーの電動ビークルで、道路運送車両法上の第一種原動機付自転車(3輪)に分類される。
バッテリーは交換可能なリチウムイオン電池の「Honda Mobile Power Pack e: 」を2個搭載する。大型スクリーンにはワイパー、LEDヘッドライトと、充実の装備で配達業務の力強い相棒となってくれる。
YAMAHA GEAR/NEWS GEAR/GEAR PARKING
Y-035(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
ビジネス向けスクーターのギアの他、大型の前かごとリアキャリア、走行風から両手をガードするブラッシュガード、フットブレーキなどを装備するデリバリー向けモデルがニュースギア。
シートに座ったままでスタンド掛け、解除操作を容易にする機構付きのパーキングスタンド仕様が用意されている。