任期中は二輪車の安全運転を呼び掛け
「オートバイ女子部」のメンバーで、月刊オートバイやこのWEBでも活躍してくれている「梅ちゃん」こと梅本まどかさん。日本二輪車普及安全協会アンバサダーを務める彼女が、6月から神奈川県で実施されている二輪車交通事故防止強化月間の「交通安全大使」に就任。6月7日には神奈川県警察本部で委嘱式が行われました。
神奈川県警察の女性白バイ隊「ホワイトエンジェルス」の隊服、しかも式典用の赤いブレザーに身を包んだ梅ちゃん。「この服を着ると、背筋がピシッと伸びますね」と、若干緊張した面持ちでした。ちなみに、委嘱式当日の梅ちゃんの階級は「警視」。肩には立派な階級章が輝いています。
委嘱状を手渡された梅ちゃんは「交通安全宣言」を読み上げ、任期中安全運転を呼び掛ける活動に邁進することを宣言。神奈川県を通行するライダーに安全運転を呼び掛けました。
神奈川県警察によると、今年6月6日までの県内の交通事故による死傷者数は1万58人で、このうちバイクのライダーは2175人。箱根など、神奈川県内にはツーリングの快走ルートが多いこともあって、バイクの走行量も多いため、ライダーの事故防止対策は非常に重要なのです。
日本二輪車普及安全協会とのコラボで白バイ隊員に「弟子入り」動画も配信
当日、委嘱式の会場でも予告編が上映されましたが、梅ちゃんがアンバサダーを務める、日本二輪車普及安全協会と神奈川県警察がコラボした動画も配信されました。安全・安心にバイクを楽しむため、日常点検から取り回し、公道走行の注意点まで、白バイ隊員が実際にワンポイントレッスンをしてくれる内容で、6月14日からは前編の「基礎編」が公開されています。
動画はコチラ!
普段見落としがちなポイントや、公道走行で気を付けたいポイントまで、女性白バイ隊員が教えてくれる動画で、取り回しのコツも学べ、後編では右直事故の実演シミュレーションも登場します!ぜひ一度、皆さんご覧いただき、日常のライディングに活かしてください!
写真:松川 忍
※記事中の写真はソーシャルディスタンスに配慮した環境下で、密を避けて撮影されたものです