まとめ:RIDE編集部
ホンダ「CB400SS」
初期モデルはキックスタートのみ! SRに真っ向勝負したスタンダード・シングル
もしかしたら開発陣は言わないかもしれないが、まさにライバル、間違いなくSRを倒すために作られた400㏄単気筒モデル。SRと比べるとデザインは少しモダンな感じはするが、あえてキックスタートを採用するなどガチンコ勝負。とはいえ、当時のSRブランドはとても強く、大げさではなくシングルバイクはSRか、それ以外か、だったので、力作のCB400SSであっても初登場から6年で最終型となってしまう。マイチェンでセルもつけたんだけどね〜。
ホンダ「GB400TT」「GB500TT」「GB400TT MK.II」
本格的なTTレーサースタイルで存在感のあった昔のGB
90年代ではなくひと世代前、80年代のSRのライバルはGB400/500。250もあるけど、同排気量で考えるとこちらがライバルといえる。とてもこだわって作られたGBはバブリーな時代に生まれたモデルなだけあって、パーツ各所の質が高い。いま出ても支持されるだろうデザインクオリティの高さだが販売期間が短く中古車を探すのも困難。
ホンダ「CL400」
当時13年ぶりにホンダが発売した単気筒400ccロードスポーツ
しっかり遊び心あるデザインを採用したスクランブラーモデルのCL400。CB400SSのひと世代前のホンダのシングルモデルで、SR400と真っ向勝負ではなく、こっちはスクランブラーなんだからねと少し離れた形で登場。GB400TTから数えて13年ぶりにホンダから登場した単気筒400㏄だったが、CB400SSの登場タイミングでフェードアウトしていく。
ホンダ「CB400 FOUR」
視点を変えた4気筒レトロ、今ならヒット間違いなしか?
SR400とライバル関係とは言わないが同一線上にいた感じのレトロ系。「ノスタルジックでありながらも新鮮さを感じる新しい時代のホンダのロードスポーツモデルはどうあるべきか」を考え、往年のCB400Fourを思わせるレトロなデザインを採用し誕生した4気筒400㏄モデル。残念ながら時代に合っていなかったようで販売期間は4年ほど。しかし、今は中古車価格が新車価格の3倍するほどにまで人気となっている。
スズキ「テンプター」
サベージの直立エンジンを使った、粋な大人のスタンダード
落ち着いた造形と質感にこだわった、新世代の単気筒オンロードバイク。単気筒モデルらしいスリムで軽量・コンパクトな車体に、空冷400㏄SOHC単気筒エンジンを搭載。サベージにも使っていたエンジンで直立した形状が特徴的だった。こだわりのH型アルミリムを採用したスポークタイプの前後ホイールとダブル2リーディングタイプのフロントドラムブレーキはカスタム好きのSRユーザーも羨ましがる装備だった。
まとめ:RIDE編集部