洗車場で高圧洗浄機を使って洗車をするのは気持ちのいいものだ。テイクワンテクノロジー株式会社から販売されている「高圧洗浄機 HW200」は、パワーを抑える代わりに気軽さを追求した仕様となっている。きっと魅力を感じる人も多いはず。編集部員たちも大興奮のアイテムだった。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

テイクワン「高圧洗浄機 HW200」テスト&レポート

画像: Take-one コードレス高圧洗浄機 HW200 税込価格:15,800円 電池容量:10,000mAh(2,000mAh×5) 充電時間 約3~4時間 作動時間:約18~20′ 本体重量:約1.1kg(電池含まず)

Take-one コードレス高圧洗浄機 HW200

税込価格:15,800円

電池容量:10,000mAh(2,000mAh×5) 
充電時間 約3~4時間
作動時間:約18~20′
本体重量:約1.1kg(電池含まず)

洗車難民の救世主!

一戸建ての住人には必需品となりつつある高圧洗浄器。我が家でも雨戸に網戸、テラス、駐車スペース、自動車とオートバイの掃除に大活躍中だ。ただし高圧洗浄器は水道と家庭用100V電源の両方が必要なので、導入できない人も多いだろう。

テストしたHW200は直流20ボルトの充電式バッテリーを内蔵したコードレス式の高圧洗浄器。水道の蛇口とホースで繋ぐだけではなく、バケツ内に溜めたの水を吸い上げることも可能。つまり水さえ汲めればどこでも使えるということだ。

高圧水を噴射するノズルは2種類付属し、状況に応じて噴射角度(範囲)と水圧を調整できる。付属のソープタンクにカーシャンプーを入れて洗浄フォームで油汚れを落とし、ノズルをジェットモードにして洗い流す、という洗車の基本作業がこれ一台で行えるのが便利。

気になるのは噴射水圧だが、一般的な家庭用高圧洗浄器の8Mpa程度に対し、HW200は2.2Mpa。数値的には見劣りするものの実際に使ってみると不足はなく、ノズルを施工部分に近付ければ充分な威力。むしろ家庭用高圧洗浄器は距離と角度に注意していないとステッカー類や塗装を剥がしたり、電装系に水が入り込むことがあるので、HW200の水圧はオートバイの洗車にはちょうどいい。洗車の他にキャンプやアウトドアスポーツでも役立つこと間違いなしだ。

画像: 付属のバケツに水を汲み、本体とホースで接続すればどこでも作業できる。定格流量は180L/hで、洗車には充分なスペック。 本体、バッテリー、充電器、噴射ノズル2種類、吸水パイプ、折りたたみ式バケツのほか、掃除ブラシ、スポンジ、収納バッグが同梱されている。

付属のバケツに水を汲み、本体とホースで接続すればどこでも作業できる。定格流量は180L/hで、洗車には充分なスペック。

本体、バッテリー、充電器、噴射ノズル2種類、吸水パイプ、折りたたみ式バケツのほか、掃除ブラシ、スポンジ、収納バッグが同梱されている。

画像: 噴射ノズルの先端を回すことでシャワー、ストレート、20°ジェット、20°下向きジェット、40°ジェット、バブルジェットの6種類噴射パターンに切り替え可能。

噴射ノズルの先端を回すことでシャワー、ストレート、20°ジェット、20°下向きジェット、40°ジェット、バブルジェットの6種類噴射パターンに切り替え可能。

画像: 付属の短いノズルは噴射角度を0〜120°まで無段階に調整できる。最初の水洗い、洗剤の洗い流しに最適だ。

付属の短いノズルは噴射角度を0〜120°まで無段階に調整できる。最初の水洗い、洗剤の洗い流しに最適だ。

画像: ソープタンクにカーシャンプーを入れれば泡状に噴射できる。手が入りにくいホイール回り、空冷エンジンの冷却フィンなども洗浄しやすい。

ソープタンクにカーシャンプーを入れれば泡状に噴射できる。手が入りにくいホイール回り、空冷エンジンの冷却フィンなども洗浄しやすい。

画像: バケツの水で高圧洗浄! 水道不要のコードレス高圧洗浄機は本格的な洗車をグッと気軽なものにしてくれる

テスター太田安治の欲張りリクエスト

存在を知ったときには「キワモノかな?」と思ったが、使ってみると実用性は充分。オートバイの洗車にちょうどいい水圧で、付属品も充実していてコストパフォーマンスも秀逸。これといった注文はありません。

文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

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