独特のサウンド、ビートと強力なパワーを誇る、トライアンフの3気筒ユニットを搭載する「ロードスター」ファミリーの頂点に立つモデルがスピードトリプル1200。今回はストリートファイターのRS、優美なカウル付きのRRの2台を同時試乗しながら、それぞれの魅力を掘り下げてみよう。
文:佐川健太郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
文:佐川健太郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
トライアンフ「スピードトリプル1200RS」ライディングポジション・足つき性
シート高:830mm
ライダーの身長・体重:179cm・73kg
シート高はやや高めでサスペンションも比較的ハード設定で沈み込みも少なめ。足つきは両足のヒザが軽く曲がる程度。バーハンドルはネイキッドとしては低めの設定で、上体が軽く前傾するストリートファイターらしいライポジだ。
トライアンフ「スピードトリプル1200RR」ライディングポジション・足つき性
シート高:830mm
ライダーの身長・体重:179cm・73kg
垂れ角が付いたクリップオンハンドルに、ステップ位置も若干アップ&バック気味とするなど、RSに比べるとだいぶレーシーなライポジ。電制サスのおかげか、乗車1Gでの沈み込み量は多めで足つきもRSより若干良い。
トライアンフ「スピードトリプル1200RS」注目ポイント
トライアンフ「スピードトリプル1200RR」注目ポイント
トライアンフ「スピードトリプル1200RS」主なスペック・価格
全幅×全高 | 790×1090mm |
ホイールベース | 1445mm |
シート高 | 830mm |
車両重量 | 199kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒 |
総排気量 | 1158cc |
ボア×ストローク | 90.0×60.7mm |
圧縮比 | 13.2 |
最高出力 | 180PS/10750rpm |
最大トルク | 125N・m(12.75kgf・m)/9000rpm |
燃料タンク容量 | 15L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 23.9゜ |
トレール量 | 104.7mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17・190/55ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmダブルディスク・Φ255mmシングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 203万円(消費税10%込) |
トライアンフ「スピードトリプル1200RR」主なスペック・価格
全幅×全高 | 760×1120mm |
ホイールベース | 1440mm |
シート高 | 830mm |
車両重量 | 200kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒 |
総排気量 | 1158cc |
ボア×ストローク | 90.0×60.7mm |
圧縮比 | 13.2 |
最高出力 | 180PS/10750rpm |
最大トルク | 125N・m(12.75kgf・m)/9000rpm |
燃料タンク容量 | 15L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 23.9゜ |
トレール量 | 104.7mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17・190/55ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmダブルディスク・Φ255mmシングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 228万5000円(消費税10%込) |
トライアンフ「スピードトリプル1200RS」公式動画
トライアンフ「スピードトリプル1200RR」公式動画
トライアンフ「スピードトリプル1200RS」「スピードトリプル1200RR」キャンペーン情報
憧れのロードスターを堪能できる! 「Owner体験キャンペーン」
トライアンフは、スピードトリプル1200RSとスピードトリプル1200RRの2台を、オーナー気分でじっくり試乗できる「Owner体験キャンペーン」を開始。当選者は2022年9月以降にRSかRR、いずれかのモデルを約2週間モニターすることができ、その魅力を存分に楽しめる。応募や詳細については、トライアンフジャパンのホームページを参照してみよう。
文:佐川健太郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸