世界に衝撃を与えた250cc4気筒スーパースポーツ・Ninja ZX-25Rの登場からはや3年。以前からその存在が噂されてきた「兄貴分」の追加情報が飛び込んで来た。注目のマシンの名は「Ninja ZX-4R」。400cc4気筒エンジンを引っ提げて登場する、本格スーパースポーツである。最新情報をもとに制作したCGを見ながら、気になる詳細に迫ってみよう!
CG:宮窪伸治
CG:宮窪伸治
250クラスのコンパクトさに60PSのパワー!?
以前お届けしたスクープで、2023年以降のデビューと予想したカワサキのZX-4Rの続報が届いた。最新の噂によれば、モデルイヤーは2023年型になる見込みで、この秋発表になる模様だ。車体はZX-25Rを踏襲する可能性が高く、つまり、実車のサイズは250cc並みのコンパクトさ、ということになりそうだ。
実は、ZX-25Rのエンジンは、もともとは400ccだったと以前から噂されていて、今回噂されているZX-4Rのシャシーが25Rと同じというのは、これを裏付ける情報とも言えるだろう。車重は25Rよりは少し重くなるが、パワーは60PSの大台を超えると思われ、それが事実なら圧倒的な運動性能を発揮しそうだ。
フロントはダブルディスク化、マフラーはオーソドックスに?
気になるディテールでは、ZX-4Rは25Rとは異なり、フロントブレーキがダブルディスクになることが確定的。25Rではコンパクトにまとめられていたマフラーは、オーソドックスなサイレンサー別体式になりそうで、リアタイヤは60PSオーバーという大幅なパワーアップに対応してワイド化されそうだ。一方、外観に関しては25Rと共通になる、という噂のようだが、果たして真相はいかに?