カワサキモータースのインドネシア法人「P.T. KAWASAKI MOTOR INDONESIA」が、2023年モデルの「Z900RS」「Z900RSカフェ」を発表した。いずれも新色をまとっている。
カワサキ「Z900RS」「Z900RSカフェ」2023年モデル・インドネシア仕様車
カワサキ車は多くのモデルで年度ごとにカラーやグラフィックが変更される。とくに近年は海外で先行して、新色が発表されることも多い。海外で登場したカラーが日本で必ずしも販売されるわけではないが、次期モデルを予見するのに役立つともいえるだろう。
インドネシアでは2023年モデルが続々と発表された。大型ネイキッドスポーツの人気車「Z900RS」と「Z900RSカフェ」も含まれる。
「Z900RS」の新色のカラー名称は、メタリックディアブロブラック。この名称は2022年・国内モデルにも採用されているがグラフィックは大きく異なる。
燃料タンクやテールカウルの深い赤とゴールドのラインが特徴。「Z900RS 50thアニバーサリー」とも異なった色味だ。
「Z900RSカフェ」のカラー名称も同じくメタリックディアブロブラック。こちらも2022年・国内モデルと同様の名称となる。しかし配色は大きく異なり、ブロンズカラーのKawasakiロゴやラインが特徴となっている。
これらのニューグラフィックが日本で販売されるかどうかについて、現時点ではアナウンスされていない。ちなみに国内の2022年モデルは、「Z900RS」「Z900RSカフェ」ともに2021年8月16日に発表された。近々、国内モデルの更新もあり得るかもしれない。
まとめ:西野鉄兵