ツーリングや通勤通学などでバックパックを愛用しているライダーは多い。冬は暖かさにも貢献するが夏場はツラさを感じることもある。暑い時期にぴったりの製品を紹介しよう。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

56デザイン「エアスルーバックパック」の特徴

画像: 56design × KUSHITANI AIR THROUGH BACK PACK 容量:約17L カラー:カーキ、ブラック 税込価格:19,800円 store.56-design.com

56design × KUSHITANI AIR THROUGH BACK PACK

容量:約17L
カラー:カーキ、ブラック
税込価格:19,800円

store.56-design.com

「暑さを背負う」不快さを解消

メッシュジャケットを着ていてもバックパックが密着していると風が抜けず、Tシャツの背中だけ汗で濡れることがある。この製品は背中に当たる部分にメッシュ素材の別体シートをハンモックのように追加し、バックパック本体と背中が直接密着しないことが特徴。

フローティング状態でもバックパックが安定するよう、メッシュシートの形状とサポートパッドの形状にも工夫が凝らされている。

56デザインとクシタニのコラボモデル。カジュアルなデザインだが、ライダーが求める実用性、快適性を最重視して開発されている。

乗車中も歩行中もバックパックと背中が密着しないので風が抜け、背中の暑さを感じない。

56デザイン「エアスルーバックパック」使用レビュー

ショルダーベルトをルーズに調整して背中に隙間を作っているライダーを見かけるが、このスタイルは走行中にバッグパックが前後左右に動いてオートバイの安定性を損なう。

だがこの製品は上体に優しくフィットするのでグラつきはほとんどなく、夏場の「暑さを背負っている」不快感が解消される。背面が湾曲した形状なので見た目より収納力が少ないが、通勤通学用途なら充分。レインカバー付属というのもライダーには嬉しいところだ。

画像: 背中に重なるハンモック状のシートと幅広ウエストベルト、ショルダーベルトでライダーの上体に優しくフィットする。

背中に重なるハンモック状のシートと幅広ウエストベルト、ショルダーベルトでライダーの上体に優しくフィットする。

文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

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