まとめ:オートバイ編集部
諸元の並び順
●エンジン形式 ●総排気量 ●最高出力 ●最大トルク ●車両重量 ●シート高 ●燃料タンク容量 ●タイヤサイズ前・後
第10位
カワサキ「Z650RS/50th Anniversary」
往年の名車ザッパーを想わせるミドルRS
2022年4月にデビューしたZ650RSが10位にランクイン。バランスの良いミドルネイキッドとして知られるZ650をベースに、往年のZ風の古典的で男っぽいネイキッドスタイルを与えるという基本構成はZ900RSと同様。魅力的なスタイルで、扱いやすく軽快な走りを楽しめることが多くの支持の理由だろう。
第9位
スズキ「KATANA」
電子制御スロットル採用で熟成度もアップ!
2019年、現代に蘇って一大センセーションを巻き起こしたカタナ。2022年2月の初のモデルチェンジでは、その唯一無二の魅力的なスタイリングを変えることなく、新型GSX-S1000に準ずる最新スペックの電子制御デバイスを取り入れることで、豪快な走りをより安全に楽しめるようになるなど完成度を大幅にアップ。9位にランクイン。
第8位
ホンダ「CBR1000RR-R FIREBLADE/SP/SP 30th Anniversary」
ハイテク満載の史上最強CBR
CBRシリーズの最高峰にして、2022年の鈴鹿8耐ウイニングマシンでもあるCBR1000RR-Rが、総合8位に輝いた。車体やエンジンはもちろん、高機能な電子制御デバイス、ウイングレットを採用したカウルデザインなど、全身に満載された最新技術で実現した公道を走れるレーシングマシンというべき存在。その超高性能への憧れが得票を集めた。
第7位
ホンダ「クロスカブ110」
フロントブレーキのディスク化で走行性能も向上
2022年4月のモデルチェンジで、キャストホイール&ディスクブレーキ化、新型エンジン搭載などを受けたクロスカブ110が総合7位に。CT125・ハンターカブとキャラクターや用途は近いが、モダンで機能的なスタイル、優れた燃費、キャストホイール採用、抑えられた価格などで注目されている。
第6位
ホンダ「ホーク11」
2022年のニューモデル、個性あふれるツインスポーツ
ホンダ製2気筒スポーツに冠される伝統の車名「ホーク」を現代に復活させたニューモデル、ホーク11は登場からまだ間もないのに6位に顔を見せた。やはり注目を集めたのは、流麗なロケットカウルに象徴されるクラシカルなテイストと、洗練されたモダンなディテールやメカニズムを巧みに一体化させたその独特なスタイルだろう。
第5位
カワサキ「ZX-25R/SE/KRT EDITION」
250ccクラス唯一の4気筒エンジンが吼える!
2021年は総合クラス2位だったニンジャZX-25R。今年の総合クラスでも昨年よりランクダウンしたとはいえ、多くの大排気量モデルを押しのけて総合クラス250cc最上位の5位となり、その注目度の高さを証明。現行250cc唯一の直4エンジンとそのパワフルさ、ニンジャの名に恥じない走りとフルカウルボディの存在感が人気の源泉。
第4位
ホンダ「CT125・ハンターカブ」
タフに遊べる頼れる相棒
CT125・ハンターカブは2020年夏のデビュー。かつてのCT110譲りなレトロでタフなアウトドアテイスト満点のスタイルと、スーパーカブ系ベースらしい高い実用性、信頼性から注目を集めてあっという間に大人気となり、昨年も125ccながら5位。そして今年は4位にランクアップ。
街乗りからツーリングまでをこなす、質実なだけではない「遊べるカブ」の完成形として、いまやすっかり定番モデルになったといえるだろう。