まとめ:オートバイ編集部
第3位
ヤマハ「YZF-R7/WGP 60th ANNIVERSARY」
峠でもサーキットでもコーナリングが楽しい
ミドルクラスには、持ち前の扱いやすさを活かしてライディングを積極的に楽しむスポーツモデルが多い。スタンダードなミドルネイキッドとして人気のMT-07をベースとした誕生したスーパースポーツ、YZF-R7もそんな1台だ。
MT-07のメカニズムを活かしながら、専用の倒立フロントフォークをはじめとする車体の見直しやセッティング変更で、幅広いライダーが「サーキットもワインディングも楽しめる」スーパースポーツに仕立てている。スタイリングもYZF-Rシリーズらしいレーシーなフルカウルを採用。これからのスーパースポーツ像を示す新世代モデルとして注目されている。今回は750クラスで初登場ながら3位となった。
主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2070×705×1160mm |
ホイールベース | 1395mm |
シート高 | 835mm |
車両重量 | 188kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 688cc |
ボア×ストローク | 80.0×68.5mm |
圧縮比 | 11.5 |
最高出力 | 54kW(73PS)/8750rpm |
最大トルク | 67N・m(6.8kgf・m)/6500rpm |
燃料タンク容量 | 13L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 23°40′ |
トレール | 90mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C(58W)・180/55ZR17M/C(73W) |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 99万9900円(消費税10%込み) |
WGP 60th ANNIVERSARYは105万4900円(消費税10%込み) |
第2位
スズキ「GSX-S750 ABS」
絶妙なバランスのよさで意のままに楽しめる!
かつて国産の大排気量バイクの代名詞だった750ccモデルは「ナナハン」と呼ばれ、4気筒エンジンの名車を多数輩出したが、ビッグバイクブームとともにリッターバイクが躍進して以降、直4エンジンを搭載するナナハンは、いまや国内向けではこのGSX-S750が唯一の存在となってしまった。
車名からも分かるように、人気のストリートファイター・GSX-S1000の弟分に位置付けられるこのモデル。GSX-R750から発展した直4エンジン、コンパクトな車体サイズ、車体と足回りの絶妙なバランスによって、意のままにライディングを楽しめるモデルとして高く評価されている。事実上のラストイヤーの今回、2位入賞。
主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2125×785×1055mm |
ホイールベース | 1455mm |
最低地上高 | 135mm |
シート高 | 820mm |
車両重量 | 212kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 749cc |
ボア×ストローク | 72.0×46.0mm |
圧縮比 | 12.3 |
最高出力 | 83kW(112PS)/10500rpm |
最大トルク | 80N・m(8.2kgf・m)/9000rpm |
燃料タンク容量 | 16L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25° |
トレール量 | 100mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C(58W)・180/55ZR17M/C(73W) |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 98万7800円(消費税10%込) |