まとめ:オートバイ編集部
諸元の並び順
●エンジン形式 ●総排気量 ●最高出力 ●最大トルク ●車両重量 ●シート高 ●燃料タンク容量 ●タイヤサイズ前・後
第10位
ヤマハ「YZF-R3 ABS」
320㏄の排気量が生む優しさと楽しさ
2021年の400クラスでは8位だったYZF-R3。2022年はややランクダウンはしたものの、トップ10をキープ。YZF-R25と共通のコンパクトで軽快な車体に、排気量を320ccに拡大してパワーアップしたエンジンを搭載。プラスαのパワーを活かした、ストレスのない自在な走りとYZF-R25譲りの軽快なハンドリングで根強い人気を誇る。
第9位
ヤマハ「トリシティ300 ABS」
サイズも走りもゆとりのLMW
3輪レイアウトにLMW機構を組み合わせたトリシティ・シリーズの最上級モデル、トリシティ300が400クラス9位にランクイン。独自のレイアウトを活かした高い安定性と優れた操縦性、快適性を重視した大柄なボディ、パワフルな292ccエンジンで実現される、トリシティならではのゆとりある走りが注目されてスクーターで唯一の400クラストップ10入り。
第7位
ホンダ「CBR400R」
オンロードでの万能性が光るCBR
CBRシリーズの中でも、CBR400Rは街乗りから高速ツーリングまでこなすオールマイティなモデル。扱いやすい399ccDOHCツインエンジン、快適さにも配慮されたライディングポジションなど、オールラウンドな性格が高く評価された結果だろう。
第7位
ホンダ「400X」
自由なコンセプトで大ヒット!
国産400ccクラスでは現在唯一のアドベンチャーとなる400X。2021年の400クラスではトップ10圏外だったが、手に余らない、扱いやすく実用的なサイズであることや、2019年にはフロントを19インチ化するなど、細かい熟成を重ねて高められた完成度がライダーに再認識されたようで、2022年は一気にランキングをアップ。同系統のエンジンを搭載するCBR400Rと同率で7位に。
第6位
ホンダ「GB350 S」
スポ—ティなテイストも魅力
2021年のデビュー以来一躍人気のレトロスポーツ・GB350をベースに、リアホイール径の17インチ化やスポーティなスタイリングで、スタンダードとは違った魅力を強調したモデルのGB350Sは400クラスの6位。しゃれたデザインだけでなく、空冷シングルの独特な乗り味や快適性といったGB350の特徴をそのまま備えているのも魅力。
第5位
カワサキ「Ninja 400/KRT EDITION」
バランスに優れた傑作スポーツ
パワフルさと軽快さを両立させたフルカウル・スポーツのニンジャ400がクラス5位にランクイン。ニンジャ250とほぼ共通のコンパクトなボディに、最高出力48PSを発揮する400cc水冷並列ツインエンジンを搭載、ゆとりあるパワーを活かした爽快な走りと、街乗りでの利便性、快適性のバランスで高い人気を集めた。
第4位
ホンダ「CB400 スーパーボルドール」
ロングツーリングも快適にこなすスーパーボルドール
CB400スーパーフォアのカウル付きモデル、CB400スーパーボルドールは400クラス4位に。完成度の高いネイキッドであるスーパーフォアのメカニズムに、ハーフカウルを装着して高速走行時などの快適性を向上。ツアラー的な用途にも対応できる、オールラウンドさが魅力のモデルだが、スーパーフォア同様に生産終了を惜しむ声が多く、2021年の6位から2ランクアップを果たした。